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2011年9月29日 (木)

ポーウィンタウン~須弥山を模した洞窟寺院

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今日はモンユワポーウィンタウンにある洞窟を紹介します。
この洞窟の前面は須弥山を模したデザインになっています。実は、須弥山は架空の山の名前でヒンドゥー教の聖なる山のことですが、ミャンマーでは歌詞や諺などによく使われていますので、本当の山だと思う人は少なくないと思います(私もそうでした)。須弥山の形をしているパゴダや寺院などもた3blogtemplateくさんあります(造る人によって、形は変わったりしますが)。このポーウィンタウンの洞窟も同様です。
カンボジアの現地ガイドによりますと、アンコール王朝を開いた“ジャヤヴァルマン2世”は、クーレン山を須弥山に例えて、王様になる宣言をしたと言います。また、スーリヤヴァルマン2世が造ったアンコール・ワットの中央塔も須弥山を模して造ったそうです。

Ablogtemplateミャンマーでは、須弥山のことを“ミンモゥータウン”と言い、ミンモゥーは比べる物がないほど巨大という意味で、タウンは山です。世界で最も高く、最も大きな山という意味です。親の恩を須弥山=ミンモゥータウンで現し、どれほど親の恩を返しても、恩の全てを返すことが出来ないと、よく言われます。

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