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2011年9月20日 (火)

ポーウィン山の洞窟寺院

ミンガラバー!
「タウンボーディーパゴダ」や、「シュエターリャウンパゴダ」…など、モンユワの仏教遺跡は、「バガン」や、シャン州の奥地にある「カッグ」…などの仏教遺跡とは、全く違う雰囲気で観光客を魅了していると思います。今回、紹介する遺跡も、同じく、ミャンマー屈指の遺跡です。
Zenmenblogtemplateモンユワから、エーヤワディ川の支流チンドィン川を渡って、バスで1時間半ぐらい行くと、「ポーウィン」という死火山があります。そのポーウィン山には、至る所に洞窟が掘られ、仏像を安置して祀られている洞窟もあれば、僧侶や人々が修行している洞窟もあります。なんと!その洞窟の数は500を越えると言われています。また、殆どの洞窟内には、14~16世紀頃の壁画なども、色鮮やかできれいに残っています。

このポーウィン山の仏教遺跡が、いつ頃からあったのかは、いまだにはっきり分かっていません。ミャンマーの考古学者たちによりますと、11世紀頃(バガン王朝時代)からだと考2blogtemplate えられています。
ポーウィン山は、市村町から離れた場所に位置していますので、かつてから修行がてらで訪れる人以外、行き来があまりありませんでした。そのせいか、現在まで、自然も遺跡も、昔のまま残されています。その自然の中では、サルやリスたちも一緒に生活しています。【次回にも引き続きポーウィン山を紹介します…】

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