【共通テーマデー】一度着てみたい民族衣装~ベトナムのアオザイ~
ミンガラバー!
ミャンマーにいた時は、他国の衣装などを身につけようとすることは、あまりありませんでしたが、日本で旅行業社員として仕事を続けることで、だんだん色々な国の民族衣装を着てみたいなあ…と思うようになりました。
ブータンや、ベトナム、アラブ諸国…など世界中の衣装の中で、着てみたいと思う衣装は、いくつかありますが、その中から今回は“アオザイ”を選びました。
そのきっかけは、ゆったりとした長ズボンの上に、可愛いデザインのワンピースを着るので、風が通るたびに、ふわふわとなる姿が美しいと感じましたし、好きな生地や色で簡単にオーダーメイドできるそうですので、自分も作ってみたいと思います。
チャイナドレスがその起源であるとよく言わるアオザイは、ベトナム人女性の民族衣装だと 思われがちですが、昔は、男女とも日常的に身につけたそうです。
かつては、女性用は普段着の青色や、未婚女性用の白、既婚女性用の紫など、様々に決められていたようですが、最近では、色もデザインもどんどん現代的になっているようです。
特に女性用は、縫製に余分を持たせていないために体の線を強調し、美しく見せます。
そのため一度仕立てたアオザイは、太ると着られなくなるため、ほっそりした体形を保つ事がベトナム女性にとって、大事だと言われています。
先輩の話によると、現在では、アオザイを着る男女は少なくな り、ホテルやレストランなどの制服として使われるほか、伝統行事などでしか、あまり見られなくなったようです。
でも、学校の女性の制服は今でも白いアオザイで、とてもかわいく見えます。
【共通テーマデー「一度着てみたい民族衣装」】
〔添乗見聞録編〕~イスラエル、ユダヤ教超正統派の黒服~
〔倶楽部ユーラシア編〕~ブータンのゴ~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~カナダ、アンのパフスリーブドレス~
〔ろまねすく通信編〕~スペイン、バレンシアの伝統衣装~
〔船の旅便り編〕~ブラジル、リオのカーニバルのサンバ衣装~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~ベトナムのアオザイ~
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