ミングォン遺跡群~須弥山を表現した“シンピューメェパゴダ”
ミンガラバー!今日は、須弥山を模して造られた、もう1つのパゴダを紹介します。それはミングォン村にあり、プドォードーギーパゴダ(ミングォンパゴダ)・ミングォン鐘から徒歩5~10分ぐらいの所にあります。
1816年頃、バヂードー王が他界した妃シンピューメェを悼んで建てたと伝えられていて、パゴダの名前も妃の名前の通り“シンピューメェー”と名付けられました。形は他のパゴダとは違い、須弥山の山頂にあると言われている“スラーマニ・パゴダ”を模して造られたと言われています。
中央には仏塔があり、仏塔を囲むように造られた七段の回廊に波状の手すりが造られて います。それは、須弥山を囲む七つの山と七つの海を表しています。回路と波状の手すりは一回り高く造られているので、中央の仏塔を目指して、階段を上がって行くと、空と仏塔しか見えないので、正に須弥山を登っているような感じがします。
“黄金のパゴダが多いミャンマー”とよく言われますが、このパゴダ全体は石灰で塗られているので、その鮮やかな白色 はミングォンのどこから見てもよく見えるようになっています。又、頂上からもミングォン村の全体が見える場所です。現在では、ミングォン遺跡を訪れる観光客の殆どが、必ず立ち寄るパゴダで、ミングォン遺跡のハイライトの1つとも言われています。
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