ひょうたんの姿の仏塔(バガン遺跡~)
ミンガラバー!
今日は、古都バガンにあるブーパヤー(仏塔)を紹介します。ひょうたんの姿の仏塔(ブー=野菜のひょうたん、パヤー=仏塔)という意味です。仏塔全体は黄金で輝き、夜はライトアップの綺麗な姿を見せるので、新しく建てられたように見えますが、実は古い(8世紀頃)時代に建てられた仏塔です。ミャンマーで仏教が広く栄える(バガン王朝時代の)前にピュー民族によって建てられた仏塔だと言われています。
8世紀頃、現在のブーパヤーがある所は野生のひょうたんの木がたくさん生えていた場所でした。そのひょうたんの木が周辺に暮らす人たちが農作業をする際に邪魔だったそうです。そのため、村長に許可を得て、ひょうたんの木の全てを伐採したのですが、代わりにひょうたんの実を形をした仏塔を建てたと言い伝えられています。
仏塔のすぐ近くには母なるエヤワディー川が流れています。川の行き来の船の目印として使 われてきたそうです。この仏塔の形はバガン遺跡にある2000基以上の他のパゴダと異なるので、商人や船の旅人たちにとって分かりやすい1つの目印の仏塔でもあります。
このブーパヤーから見る夕日は、パゴダ郡から見る夕日とは又違った雰囲気を味わうことができます。それにここはエヤワディー川のクルーズの船着場の一つでもありますので、バガン遺跡を訪れる国内外の観光客が必ず立ち寄るパゴダでもあります。もちろん、ユーラシア旅行社もこの仏塔を訪れ、バガン遺跡全体をゆったり楽しめるツアーを実施しています。
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