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2011年11月 1日 (火)

【共通テーマデー】私が心奪われた動物~ゴリラ~

3年前に初めて訪れた「上野動物園」。
それまで上野公園の美術館にはよく行きましたが、動物園までは足を運びませんでした。
動物園に入ると、子供より大人が多く、とても驚きました。
“え、なんっで動物園に20~60代の人もいるの?”と思いました。

ミャンマーの動物園は、子供連れの家族とデートで行くイメージしかなかったからです。
マウンテンゴリラのオス、シルバーバック(ウガンダ)そのため幾度も行った上野公園ですが、動物園には行こうと1度も思っていませんでした。
そして、たまたま時間つぶしに行ってみた初の上野動物園で出会えたのが「ゴリラたち」でした。
サル類の見分けがあまりできない私は最初はチンパンジーだと思いました。

最初のゴリラのイメージはあまり良い印象ではありませんでした。

マウンテンゴリラの母子(ウガンダ)広い敷地に走りまわっている3頭のゴリラ。真剣な顔つきで本気で喧嘩していたのです。体が一番大きくて力の強そうなゴリラ(オス)が追いかけ、その一回り小さいゴリラ(オス)が逃げていて、その間に入り込むもう一頭のゴリラ(メス)。体の小さいゴリラが捕まって殴られるたびにメスのゴリラが中に立ち入り、喧嘩を止めさせる姿。まるで、夫と息子の喧嘩に悩む母親のように見えました。

人間のように言葉を発することができない分、互いの様子と目つきを見はかり、喧嘩している風景。
人間とは違って、生まれつき組み込まれている本能で出来る動きと動物の知恵が肌まで伝わってきて驚きました。
その印象でゴリラ(動物)に惹かれるようになり、今でもゴリラが好きです。
時間の余裕があった場合、または、落ち込んでいる時にはゴリラに会いに行ったりします。
彼らの行動と姿を見ると自分が落ち着くようになり、頑張れる気持にもなるからです。

>野生のゴリラに会いに行く、ウゲンダ・ルワンダの旅はこちら

【共通テーマデー「私が心奪われた動物」】
〔添乗見聞録編〕~ヨチヨチ歩きのケープペンギン~
〔倶楽部ユーラシア編〕~コモドドラゴン~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~タスマニアのウォンバット~
〔ろまねすく通信編〕~地中海沿岸の猫たち~
〔船の旅便り編〕~南極のペンギン~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~ゴリラ~

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