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2011年12月

2011年12月29日 (木)

『私が感じた2011年』

ミンガラバー!

今日は、弊社の年内営業最終日です。2011年もあと三日で終わりですね。皆様にとって今年はどのような一年でしたでしょうか。私にとって2011年は…!

“本音をあまり見せない日本人”、“現在では優しい人が少なく、特に東京のような街では近所付き合いもあまりなくて寂しく感じるよ”と、来日する前にお世話になった先生たちに言われたことがあります。実際に東京に住んでみると一人暮らしの方が多いとか、朝早くから仕事に出かけたりで、人とのつながりも少なく感じるのは事実でした。そんな中で私は学校や仕事関係で、とてもいい仲間や先輩と出会うことが出来てよかったと思っています。

3月11日、世界中を驚かせた東日本大震災。地震津波さらに原発事故が重なり、思い出すと今でも言葉を失うほどの悲しみを感じます。でも、震災後、それまでよそよそしく見えた日本人の隠れた優しさや復興への真剣な営みを知りました。日本人の文化の原点を見たような気がしました。先日発表された1年の漢字一文字が「絆」になったのも充分うなずけるものでした。

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2011年12月27日 (火)

古都バゴー特集Ⅳ~シュエターリャウンパゴダ~

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今日は、バゴー観光のハイライトの一つ「寝釈迦仏」を紹介します。このパゴダは10世紀にモン族の王様によって建立されました。仏教はモン州(モン族)を通してミャンマーに入りましたが、はじめはあまり信仰されていませんでした。当時、このバゴーPaintblogtemplate にモン王朝を築いた国王の王子は仏教徒である一般女性と結婚し、このことにより、モン国王と国民は仏教を信じるようになったと言われています。これを記念して国王はこのシュエターリャウン仏像を造ったそうです。

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2011年12月22日 (木)

古都バゴー特集Ⅲ~バゴー市民の足「サイカー」

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古都バゴーには仏教遺跡がたくさんありますが、観光客を魅了する他の要素もあります。国内交通の要所であるバゴーは、仏教遺跡の町バガンや第二の都市マンダレー、新しい首都ネーピィードー、落ちそうで落ちないパゴダ(チャイティーヨー)があるモン州などへも、このパゴーを経由して行くことになります。そKkblogtemplateのため、全国の色々な地域からの人々でいつも賑わっています。市場やレストラン、酒屋、雑貨屋などが町の中心に集まっていて、町の風景も下町っぽく見えます。市民はミャンマー人が多いのですが、インド系の人もいれば、少数民族さらに中国系の人います。

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2011年12月20日 (火)

古都バゴー特集Ⅱ~ミャンマー一の高さを誇る「シュエモードパゴダ」

1blog ミンガラバー!今日は、古都バゴーの一番有名なパゴダ(ミャンマー一の高さを誇る)シュエモードパゴダを紹介します。
シュエモードパゴダは、8~9世紀頃に建てられ、聖髪と仏舎利、寄進者たちの宝石などが安置されています。作られた当時は23mぐらいの高さでしたが、歴代の王様や人々に何度も改築され、現在の高さは114mもあります。その高さは、ミャンマーでは最も高いので、このパゴダはバゴーの市民の誇りでもあります。2blog
東西南北に4つの門があります。境内はとても広く、お寺や説教を受ける場所、そして休憩所があり、それ以外にも発掘されたもの(当時の柱や門)などが保存され、身近に見ることができます。平地より少し高い丘の上に建てられましたので、どこから見てもよく見え、夜になるとライトアップもされます。このパゴダには、50~100年の寿命を持つ大きな木なども多く、静かでゆっくりお祈りできますので、時間を問わず行く人はたくさんい3blogtemplateます。また、日本人が寄付した「鎌倉大仏」もあります。サイズが日本の大仏と比べ少し小さめですが、鎌倉大仏そのままです。

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2011年12月15日 (木)

古都バゴー特集Ⅰ~由来

Blogtemplate ミンガラバー!今回は、ミャンマーの有名な観光地の1つである「バゴー(Bago)(旧名はペグー)」を紹介します。
バゴー町はバゴー管区の管都。モン族を含む少数民族とミャンマー人が多く暮らしていて、人口は25万人ぐらいです。現在では、バゴー管区だけでなく、国内の様々な町に向かうための交通の要所にもなっています。ここは、ビルマ歴史上でも、とても重要な場所でした。言い伝えによりますと、かつてここは海であり、仏陀がいらっしゃったこともありました。その時、2羽のオシドリが止まれる陸地を探していて、海から突き出ている1羽しか止まれない小さな陸地を見つけたそうです。その陸地にオスが先に止まり、その上にメスのオシドリが止まりました。弟子と一緒にいらっしゃった仏陀はその不思議な様子を見て、この広い海の地域に繁栄国家が出現すると予言しました。予言通り、14世紀頃にモン族の国家がここに成立したそうです。13世紀の後半でバガン王朝(ビルマ族)が崩壊し、ミャンマー全土は、上ビルマと下ビルマに分かれました。その後、16世紀頃には、全土を再統一した下ビルマ王朝がこのバゴーを首都として繁栄させました。当時のビルマ王朝の力はとても強く、タイのアユダヤー王朝まで進出したことがありました。

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2011年12月13日 (火)

33年ぶりの来日~光と山

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先週末、新宿で開かれているアルプスの画家セガンティーニのギャラリーを見に行ってきました。セガンティーニの作品は初めてでしたが、「アルプスの画家セガンティーニ」と言われるほどの生のアルプスの風景を絵の中に見たような作品だと感じました。
実は見に行く前にセガンティーニのことを調べてみました。子供の頃に両親(母親だけという説もあります)を亡くし、腹違いの姉の家に暮らしていたこと…。フランスの画家ミレーのように農民を主人公にした絵も描きましたが、スイスのアルプスに魅せられ、スイスに移住して家族と共に暮らしてきましたが、41歳の若さでスイスでその一生を終えました。

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2011年12月 8日 (木)

生魚の美味しさが分かってきた今~

ミンガラバー!
ミャンマーで現地ガイドをしていた当時、和食を食べる機会がよくありました。ミャンマーでの和食の代表的なメニュは、「寿司」と、「てんぷら」ですが、私はいつも「てんぷら」を選びました。生魚をそのまま食べる日本人を不思議に思い、 お客様から“寿司は美味しいですよ!”と何度言われても食べようとしませんでした。一生「寿司」は絶対食べませんと。

Kkhblog 海の魚と川の魚!海に面した地域が限られていて、日本のように流通網が発達していないため、ミャンマーでは川の魚を食べることが殆どです。市場では海の魚は、たまにしか見かけず、少々高級感があります。なまず、ススキ、雷魚…の川魚の種類は多くあり、一般の家庭のおかずはお肉より魚の方がよく食べられます。川の魚は匂いが強いので、どの魚でも煮込み料理にします。海の魚であろうが、川の魚であろうが、どちらも魚は全て臭いと子供の頃から思っていました。そのようなミャンマー人としては、生魚を火を通さないまま食べる日本人をおかしく思いました。

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2011年12月 6日 (火)

ユーラシア旅行社の旅スペシャルパンフレットが出来上がりました!~『THE地球讃歩』

ミンガラバー!

あっという間に12月。“師走”という言葉の通り、何となくいつもより忙しくなったような気もします。でも、クリスマスや年末年始への待ち遠しい気分も加わりながら毎日を過ごしています。
例年、12月には母国(ミャンマー)を訪れる観光客の数はピークを迎えます。現地ガイドをしていた時、20代の若い観光客とよく出会いました。中でも日本の方が最も多かったのを覚えています。若いのに海外旅行者として世界を回っていることに、いつもうらやましさを感じていました。

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2011年12月 1日 (木)

【共通テーマデー】私のクリスマスの思い出~有楽町のクリスマスマーケット~

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ミャンマーにいた時は、クリスマスとの付き合いがあまりありませんでした。でも来日してからの私は、この4年間クリスマスが近づいてくるとワクワクしています。それは、イルミネーションやイベント…を見るのが好きだからかもしれません。イルミネーションなどはきれいすぎて、テレビで見るだけでも感動してしまいます。私の中のクリスマスの思い出は、数える程度しかありませんが、今日はその一つを紹介します。

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