ヤンゴン観光特集Ⅱ~シュエダゴォン・パゴダの東西南北の参道
ミンガラバー!
ヤンゴンのシュエダゴォン・パゴダには東西南北に100段を越える長い参道があります。どの参道にも花屋や仏像店そして金箔を売るお店などが立ち並んでいます。4つの参道はどれも綺麗な彫刻で飾られ、黄金に輝いているので遠いところからもよく見えます。
東西南北の参道の飾りはそれだけではありません。参道の入 り口にはお守りとして2頭のライオンが建てられています。現在ではお年寄りのためにエレベータやエスカレーターも造られています。それでも自力でパゴダにお参りに行くのが最も功徳を積むと思い、階段を上りながらお参りに行く人がたくさんいます。
前回タポゥタとパッリカ兄弟の伝説を書きましたが、兄弟は仏陀の聖髪を安置してパゴダ を造るためどこが最も良いかをずっと探していたそうです。
ある日、夢の中で50mぐらいの丘が一番良いと神様に指示されたという伝説があります。夢の通りかどうかを調べてみると、シュエダゴォン・パゴダが建てられた丘を見つけたそうです。それで、丘を深く掘り、聖髪を安置して20mぐらいの仏塔が造られました。それから歴代の王様や寄進者によって現在の高さになりました。
シュエダゴォン・パゴダの歴史は伝説のように聞こえるかもしれませんが、ミャンマー人の仏教徒たちは一切疑わず仏陀 の聖髪が安置され、仏陀の魂に守られていると今でも信じています。そのため、パゴダに行くたび階段をゆっくり上り、お供え物を持って仏像の前に熱心に、そして静かにお経を唱え、お参りする人が絶えません。
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