ヤンゴン観光特集Ⅰ~シュエダゴォンパゴダ
ミンガラバー!
今回はミャンマーで最も有名な仏教の聖地「シュエダゴォン・パゴダ」をご紹介したいと思います。
伝説によりますと、シュエダゴォン・パゴダの由来はとても古く2500年前まで遡ります。当時、今のヤンゴンは「ウカラパ」という小さな村でした。ウカラパ村に住むタポゥタとパッリカという2人の兄弟は商売のためインドに出張した時、仏陀と出会ったそうです。仏陀の教えを信じ、信仰するようになった兄弟は仏教徒になりました。帰国後も仏教を信仰し続けるために何か頂けないかと仏陀にお尋ねしたところ、仏陀は髪8本を渡したと伝えられています。
それで、2人の兄弟は8本の聖髪を大切に持ち、帰国しました。帰国した後、聖髪を個人で 保管して信仰するより、他の人たちも拝むことができるようにと考え、仏塔を作ったのがこのシュエダゴォン・パゴダでした(※ヤンゴン中心部にあるスーレーパゴダはシュエダゴォン・パゴダを作る前に聖髪を一時的に保管した場所でした)。造られた時のパゴダの高さは23mぐらいでしたが、歴代の王様や仏教徒たちが少しずつ高くしてきましたので、現在の高さは99.9mです。境内の広さはとても広く、中心部の仏塔以外にもたくさんのパゴダや仏像、お寺などがたくさんあります。その中にはお参りすると願いが叶うと言われている仏像や仏塔もたくさんあります。
全国のミャンマー人はシュエダゴォン・パゴダは生きていらっしゃる仏陀と思う気持ちで一日に幾度もお参りしに行く人もいれば、毎週の自分が生まれた曜日に行く人もいます(月~日)。外国人の観光客を含め現地の人々もヤンゴンというとシュエダゴォンパゴダを思い浮かべる人が多いと思います。それほどシュエダゴォン・パゴダはミャンマー人の心の支えです。ユーラシアのミャンマーツアーでも必ず訪れるこのシュエダゴォン・パゴダのことをこれから少しずつ紹介していきます。
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