なじみのあるゴーヤ料理
ミンガラバー!
先日、訪日中の友人と沖縄料理を食べに行ってきました。友人は長年日本語ガイドをやってきましたが、日本料理はほとんど食べることができ、特に生ものと牛肉はダメだそうです。日本にいる間に寿司や刺身を食べてみるようにとすすめましたが、やはり断られました。
私は来日する前、ミャンマーに住んでいる沖縄の人と知り合ったことがあります。肌色はミャンマー人っぽく、現地の人のようにミャンマー語の会話ができ、とても上手でしたので、本人から聞くまではミャンマー人だと思っていました。知った後は、沖縄の気候や食事などが母国ミャンマーとよく似ているのでミャンマー人っぽく見えるのかなと思い、親しみを感じました。そのことがきっかけで、来日してからは沖縄を訪れてみたいと思うようになりました。
先日食べた沖縄料理の中で馴染みのある料理がいくつかありました。美食の国「日本」らしく、様々な工夫で作られたゴーヤ料理やヘチマ料理!味も近いので、どれも母国ミャンマーの庶民的な料理のように思えました。日本では若者もゴーヤをよく食べると思いますが 、ミャンマーではゴーヤは年配者の方が好みます。日本のゴーヤより苦味があるので、調理する前に塩水などに入れ苦味をとったりしますが、その苦味のせいで若者はあまり好みません。母国では年齢を重ねてくると苦味のある野菜が身体にいいと伝えられ、苦味のある野菜の中で「ゴーヤ」は最も人気者です。そして、ゴーヤをただ単にたまねぎや干しえびと炒めて食べるのが一般的です。日本のようにゴーヤチップスやゴーヤチャンプルのように調理するのは珍しいと思います。ミャンマーの苦いゴーヤを日本のように美味しく食べてほしいので、現地の人たちにも日本のゴーヤの調理の仕方や日本のゴーヤ料理を伝えてあげたいものです。
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