少しずつ海外旅行が増えています!
今までは、いろいろな事情で海外に出かけることが少なかったミャンマー人でしたが、今年になって海外旅行が増えているようです。最近の週刊誌などにも海外旅行の案内がでています。旅行代金もあまり高くなく50~100万チャット(5~10万円)前後です。旅行先の殆どは隣国のタイやカンボジア、ベトナム、スリランカ、ネパール、インド…です。それは、仏教遺跡を訪れてみたいと思う人たちが多いせいかもしれません。仏陀が生きていらっしゃった頃の聖地スリランカやルンビニー、ブダガヤーなどはミャンマー人の憧れの土地だからです。
今までミャンマー国内では旅行業はあまり発達していませんでした。一般の庶民の間ではホテルに泊まるといったことがあまりなく、旅行先の僧院に泊まるのが普通です。僧院に止まる時は滞在中の食事分のお米やおかずなどを持って行き、旅行先にて地元の野菜を使ってご飯を作って皆と食べるのが普通でした。そのような限られた条件の中で旅をしていました。ミャンマーの人々が少しずつ海外旅行に出かけるようになったことは、聞くだけでも嬉しくなります。今後とも母国の多様な変化を海外に出かけ客観的にみてほしいと思います。
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