「日本の優しい気配りをいつまでも」
ミンガラバー!
先週の土曜日に近所のスーパーに行きました。雨の日でしたので、当たり前のようにスーパーの出入口には、傘袋や使用済み用のボックスが置かれていました。ただ、そのような設備があるのに、濡れた傘をそのまま持ち歩く人や使用済みの傘袋をボックスにきちんと入れない人がいて、出入り口には傘袋が散らかっており、スーパーの中も濡れていました。それを見て少し悲しく思いました。
来日した時、どこでも清潔さを感じ、道路や住宅街でもゴミがない(少ない)ことに驚いたものでした。これほどゴミのないのを見たのは初めての経験でした。
ある日、先輩たちとサッカー場に試合を見に行ったことがありました。応援するチームが勝ちますようにと願いを込めて、カツサンドも食べました。試合が終了して帰る時、サッカー場はペットボトルとプラスチックのゴミで溢れていました。でも、自分のゴミ以外に目の前の(他人の)ゴミまで拾おうとする先輩がいて、このような意識があるからこそ日本は清潔感のある国になっているのかなあと思いました。私自身、そのようなゴミの意識に慣れていませんでしたので、はじめは周りの人をみてやっていました。少しずつ住み慣れてきた今では、ゴミ箱以外にゴミを捨てなくなり、乗り物に乗る時でも周りに迷惑をかけないようにと思うようにもなりました。
ミャンマー人の私にとって、日本の相手に気を配る心や一般人の公共マナーはとても素晴らしく感じていて、日本独自のものだと思っています。内容は違うかもしれませんが、ミャンマー人の優しさと笑顔はミャンマーにしか感じないものであり、日本の気配りやマナーも日本でしか感じられないものだと思います。
私は、東南アジアの数ヶ国しか外国へ行ったことがありませんので、大げさに言えませんが、ミャンマーも日本も独自のマナーがいつまでも続くようにと願っています。
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