ミャンマー人のささやかな功徳
たくさんの鳩がゆっくりと餌を食べている風景を久しぶりに見かけました。先月の帰国の時のことです。ミャンマーではパゴダや道路端でよく目にする風景です。
餌はトウモロコシや稲穂…です。餌を売っている人もいますし、子供もよく餌をやっています。毎食事の時、ご飯を少し残して食べさせたりする人もいます。
現世は前世の行いにより成り立っており、来世も現世の行いによって成り立つものだとミャンマーの仏教徒たちは信じています。人は死んだ後、天国又は地獄へ行き、また人間や動物に生まれ変わる(輪廻転生)と信じられているので、日常で功徳を積むことをとても大切に思うのです。功徳を積むための行いはたくさんありますが、鳩や子鳥に餌をやるのもその一つです。
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