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2013年8月 1日 (木)

【共通テーマデー】食べ物で感じる秋の気配~大豆せんべい~

ミンガラバー!

来日して初めての秋を迎えた時、とても寒く感じたことを覚えています。学校やアルバイト先に通う途中で焼き芋の屋台を見かけた時には、なんとなく立ち寄ってしまいます。ミャンマーでは焼きトウモロコシはありますが、焼き芋はないので珍しく感じました。少し寒さを感じ始める頃にフーフーして食べる焼きイモは思い出すだけで食べたくなります。

日本の秋の時期、ミャンマーは乾季です。この頃は瓦せんべいに似た大豆せんべいがとCimg7326
ても好評です。潰した大豆に塩を混ぜ、平たくして日に干します。何日間か干していると固くなり乾いた部分が浮き出て割れてくるので形は様々です。

焼く前に少し水を付け、柔らかくなる前に焼きます。焼きあがると大豆の香りが香ばしくなり、塩の素朴な味も美味しく感じます。焼きあがった大豆せんべいにオイルをかけ白いご飯と食べると…他のおかずはいりません。暑い季節から涼しくなる乾季へ移るこの季節の、とっておきの食べ物です(※ミャンマーでは冷ご飯を食べるのが普通です。温かいご飯は寒くなる季節だけに食べるものです)。南部より気温の低い北部や東部の民族にとって大好評の民族料理です。ミャンマー観光ハイライトのシャン州インレー湖、タウンジーの市場などでよく見かけるものです。

【共通テーマデー】食べ物で感じる秋の気配
添乗見聞録~ナツメヤシ(チュニジア)
倶楽部ユーラシア~ポルチーニ(イタリア)
ぶらり秘境探検隊~巨大ロブスター(カナダ)
船の旅便り~柿(ヨーロッパ)
ろまねすく通信(フランス、イタリア、イギリス)

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