ミャンマー初の世界遺産が登録されました!
ミンガラバー!
『ピュー王朝時代の古代都市群(Pyu city-states)』がミャンマー初の世界遺産として登録されました。
ヤンゴンから北西300キロ、車で5~6時間ほど離れた所に『ピイ』という町があり、その付近にある2~9世紀頃に栄えたピュー王朝の古代都市群がその中の一つです。
仏教を信心深く信仰していたピュー族が造った巨大仏塔がとても興味深く感じられる遺跡です。
ミャンマーではピュー王朝時代を『タイエーキッタヤー(Thayekhittaya)』時代とも言い、その時代に造られた仏塔の形がミャンマーの現代の仏塔(パゴダ)の始まりだと考えられています。
ミャンマーに世界遺産がないのは、パゴダを始めとしたミャンマーの主な建物は、寄付によって、修復を繰り返ししているので古代の形がなくなりつつあるのが原因だと思われてきました。
ところが、この遺跡群村は世界遺産の登録基準『人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れたもの』という要点などを満たして選ばれましたので、とても嬉しく思いました。
これを機にミャンマーの仏教遺跡が世界遺産になれる道が開いたと勝手ながら思っています。
さて、ユーラシア旅行社のミャンマーツアーでは、かつて『ピュー族の古代都市群』も訪れていましたが、交通の不便なこともあり、現在の日程では観光から外しておりました。しかしながら、今回世界遺産に登録されたことを記念して、早速ツアーを企画することになりました。8月には発表予定ですので、是非お楽しみに!
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投稿: たかし | 2014年7月 9日 (水) 20時01分