ティーローミンロ寺院~バガン仏教遺跡~ユーラシア旅行社で行くミャンマーツアー!
ミンガラバー!
バガン仏教遺跡には、まだまだ見応えのある寺院がたくさん残っています。
今回は、とても立派で規模の大きい『ティーローミンロ寺院』をご紹介したいと思います。
ニャンウー町からオールドバガンに向かう途中にあり、47メートルの高さを誇りながらも当時の建築や壁画の内部装飾が残されている魅力あふれる寺院です。
門から寺院までの参道の両側には緑の木が並び、寺院の美しさを足しているかのようです。
ここから見る煉瓦色の寺院の姿がとても美しく、当時の偉大なる建築技術を思い浮かばずにはいられません。
1215年頃、5人の王子を円になって座らせ、バガン王朝の継承者を選ぶ時、傘(王様だけが使われるもの)がナダウンミャー王子(この寺院の寄進者)の方向に倒れたことから、国王として選ばれたと伝えられています。そして、選ばれた場所に寺院が建てられました。
寺院の名前も『ティーローミンロ=国民と王位の座の望み通りに』という意味でつけられました。
煉瓦を積み合わせてシンプルで造られたのに、800年後の今でも頑丈で立派に残っています。
外壁に施された彫刻や、細かなレリーフ、壁画などを含め、建物全体はとても見応えのある寺院です。
東西南北の方位に仏像が祀られておりますが、造られたその時代ごとによって表情や形が微妙に異なっています。その違いを見比べて見学するのも中々興味深く感じられるのではないでしょうか。
保存状態があまり良くなかったので壊れている部分もありますが、それこそが当時の雰囲気を肌で感じられると思います。
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