ミャンマーの首都ネピドー

ミンガラバー！
ミャンマーの首都が“ネピドー”に移転してから今年で12年になります。
その当時は、軍政のさらなる維持のために設立された町と考えられ、またかと思ったのも事実でした。……
ところで“ネピドー”に勤務している兄弟がいて、去年帰国した時に行ってきました。

ネピドーは“王様の都”という意味で、ネピドーにある道路や地区、行政的建物には王朝時代の名前が名付けられています。
町中は、広々とした幹線道路をはじめ、立派なホテルやショッピングセンター、ヤンゴンから出店した有名なレストラン、軍事博物館、サファリ動物園や公園など大都市にふさわしい設備が備えられています。
ヤンゴンにあるシュエダゴンパゴダを模型にしたパゴダも建てられ、立ち位置やそっくりそのままの姿を見て驚いてしまいました。
海外からの企業関係の仕事や行政上の主な仕事の殆どはネピドーで行われるのでヤンゴン～ネピドーを行ききしたりする人も多いのです。
地方からの農作物のほとんどはネピドーに集まって来るので価格がとても安くて住みやすいのと、周辺は山や畑が多いので空気がきれいです。
今現在、車を持っていないとネピドー市内の交通が不便ですが、国際空港もあり、ミャンマーの中部に位置するので全国どこに向かうにも交通の要になる点などを考えると、数年経てば活気ある首都にふさわしい姿に変わっていくことを予感させる新首都でした。

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