バガン遺跡のアーナンダ寺院で17~18 世紀の壁画が新たに発見!
ミンガラバー!
今日は、ミャンマーの週刊誌の記事をご紹介したいと思います。
さっそくですが、バガン仏教遺跡にある『アーナンダ寺院』にて壁画が新たに発見されました。
アーナンダ寺院の遺跡保護のチーム(ミャンマーとインドの専門家)によって、5cmほどの厚い壁の下に埋もれている壁画が今年の4月に発見されたそうです。
バガンにある多くのパゴダには、壁画が施されていますが綺麗に残っているパゴダもあれば、残念ながら見えなくなっているところもあります。
バガン王朝が滅びた後、バガン周辺に住んでいた人々は崩れ落ちそうなパゴダを建てなおし、長年の雨で汚れてきた部分にも色を塗りなおしたりして崇拝してきました。
信仰の象徴であるパゴダや寺院をいつも綺麗にして拝みたいと思う一心で、そのようにされてきたのです。
その際、残っていた壁画の色が薄くなり、見えなくなっていくのでした。
もちろん、アーナンダ寺院にも壁画が施されているはずでした。
寺院は、石灰で塗りなおされていて、壁画が見えなくなっていました(昔、西口の門に発見された壁画があり、今でもそのまま展示されています)。
今回、新たに発見されたものは17~18世紀の壁画で、調査が終わり次第公開されるとのことです。
バガン王朝時代の象徴とも言われているアーナンダ寺院!
これからも埋もれている壁画がどんどん出てくるといいですね。
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