真夏に、ほしくなるタナカー ~ 化粧品 in ミャンマー
ミンガラバー!
夏の気温は、ミャンマーと比べ、少し低い方だと思いながらも、なぜかミャンマーより暑く感じてしまい、『タナカー』がほしくなります。
ミャンマーの伝統化粧品であるタナカーは、熱帯地域にしかない植物で、ミャンマーの中でも、最も暑い中部の地域にしか育ちません。
石で作られた硯(※ミャンマーでは、平たい石という意味で、キャウピィンと言います)にタナカーの幹と水を擦り、その液体を顔や体に塗って化粧します。
ミャンマーでは、どの家庭にも、必ずタナカーの化粧道具があり、多くの女性や子供たちは、朝・昼・晩と、一日に3回ほどタナカーを使います。
塗った部分が、体に染み込み、暑さを和らいで感じるのが、タナカーの特徴です。
行政の変化と共に、海外の輸入品もたくさん入ってきている、今日のミャンマー!
若い女性たちは、タナカーの代わりにファンデーションを使う人も増えてきているようです。
中でも、日本と韓国の化粧品は、大好評です。
12年程前から、韓流スターとドラマが人気を呼び、それが今でも変わっていないようです。
又、一般の人々の間では、手頃な価格で手に入る韓国の化粧品の方が、日本の化粧品より少し人気が高いようにも感じます。
タナカーは自然と風土によって与えられたもので、今ではミャンマー文化の一つになっています。
その良さをもっと広められたらと、思った真夏の一日でした。
ユーラシアの旅で行くミャンマーツアー特集はこちら
ユーラシアの旅ミャンマーツアー一覧はこちら
| 固定リンク
「キンキンテーのつぶやき」カテゴリの記事
- 最近のヤンゴンと最後の挨拶(2017.03.09)
- ヤンゴン川沿いの果物屋台(2017.02.16)
- 小さな変化 in ヤンゴン(2017.02.01)
- ミャンマー人と読書(2017.01.16)
- あけましておめでとうございます!(2017.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント