家族用の化粧台 in ミャンマー
ミンガラバー!
毎日暑い日が続いていますね。
ところでミャンマーの夏は、とても暑かったそうです。
最近、ミャンマーでも日焼けを気にする女性が多くなってきているそうです。外国製の化粧品もよく売れています。しかしなんといっても夏には「タナカー」がほしくなります。
チャッウピン(石の台)に少しずつ水を加えながらタナカーの樹皮を擦って出てきた液体を顔や体につけるタナカーは、好きな形を作ってオシャレでき、天然化粧品なのでフェースオイルを減らしてくれたり、日焼け止めの代わりにもなるのでミャンマーの夏には欠かせません。乾燥する季節には、クリームを下地に使ってタナカーをつけたりします。
顔や体にタナカーをつけた後、ひんやりとした肌の涼しさ はミャンマーの夏の味かもしれません。又、タナカーは服の油汚れなどシミ取りの代わりにも使えます。
樹皮がなくなった後もタナカーの幹を擦って使い続ける人もいます。樹皮と比べて香りが少しおちますが、植物のいい香りがするのです。
写真に映っているのは、古都バガンの民家にある化粧台です。形や素材は家庭によって異なりますが、タナカーの幹、水入れの器、鏡などはほぼ同じです。ヤンゴンの我が家にも同じ形のような化粧台を使っていたので、なんだか懐かしく感じます。
★ユーラシアの旅で行くミャンマーツアー特集はこちら...
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