« 2016年8月 | トップページ | 2016年10月 »

2016年9月

2016年9月16日 (金)

少しずつ前へ...

Ki120160914094149266_0001
ミンガラバー!
ミャンマーで新しい政府が始まって半年!あっという間でしたが、その間大きな変化も小さな変化もいくつかありました。
今日は地元の週刊誌に記載された小さな変化をご紹介したいと思います。
他国では当たり前のようなことかもしれません。でも、母国ミャンマーにとっては小さな一歩。
ヤンゴンでは、日常生活上のゴミ問題が長い間、解決されていませんでした。住宅地から少し離れた所にゴミ捨て場が設けられ、週に2回ほど収集されます。でも、されない時も多々あり、山のように集まっている時もあります。家どうしの裏側には、ちょっとしたスペースがあるのでそこにゴミが捨てられている場合もあります。
今では、普通のようにしていたそのゴミの意識が行政によって変わろうとしています。
ゴミ箱や指定された場所にゴミを捨てるように呼びかけたり、ゴミを拾う活動にも積極的に取り組んでいます。先日も、指定された場所にゴミを捨てなかった人やレストランが罰金を課せられ、週刊誌に取り上げられていました。
これらの活動は、ヤンゴンやマンダレーのような大きな町だけにとどまらず、地方にまで広がっています。
洞窟寺院で有名な観光地「モンユワ」の多くの地区では、ゴミ収集トラックが毎日活動しています。地域の皆さんも指定されたところにゴミを捨てるようになったそうです。また、今まであった大規模なゴミと、これからのゴミを使ってリサイクルできる計画も検討されているそうです。
…ゴミ問題一つにも確実に前へ進んでいると感じた、ちょっとしたニュースでした。

★ユーラシアの旅で行くミャンマーツアー特集はこちら...

★ユーラシアの旅、ミャンマーツアー一覧はこちら... 

| | コメント (0)

2016年9月 1日 (木)

ミャンマーの地震

1

ミンガラバ!
….2011年の東日本大震災で地震の恐ろしさを初めて体験し、地震や災害が起きる度、同じようなことがミャンマーに起きたら建物やパゴダなども大きな被害が出るじゃないかといつも心配していました。
…..8月24日にミャンマーでも中部(チャウク・chauk)を震源に西のアラカン州まで被害が及ぶマグニチュード6.8の地震が起きました。幸いにも死傷者が少なかったのですが、仏教遺跡バガンにある180基以上のパゴダの上の部分が崩れ落ちました。被害を受けたのは、この27年の間に地元で造り直されたものが殆どでした。当時のバガン王朝時代に造られた土台やメインの建物の多くは地震に耐えられていたので、バガン王朝時代の建築レベルの高さを誇りに思いました。

2

……そして幸いなことに、今回の地震で崩れ落ちたパゴダの修理などをユネスコが引き受け、バガン王朝時代の建築術に基づいた造り方で取りかかることとなりました。地元の人々が個人的に触れないように呼びかけているそうです。
……来世や功徳のために寄進したり、パゴダを造り直すことの重みを今一度改めて認識しなければいけないと思いました。


★ユーラシアの旅で行くミャンマーツアー特集はこちら...

★ユーラシアの旅、ミャンマーツアー一覧はこちら... 

| | コメント (0)

« 2016年8月 | トップページ | 2016年10月 »