国境の町の思い出
ミンガラバー!
近年、ミャンマーはタイとヤンゴンのティラワ工業団地を結ぶ新しい幹線道路や、インドと中国を結ぶ幹線道路を拡充することになりました。
長い間、経済的に鎖国状態にあったミャンマーですが、政治の民主化とともに外国との交流が加速しつつあります。
ミャンマー中部の都市「メイッティーラ」を中核にしてタイ・中国・インドに繋がる高速道路建設も計画されているようです。
…数年前に中国とシャン州の国境町ムセへ行きました。シャン州南部へは仕事でよく行ったのですが、国境が接している町へ行くのは初めてで、とても緊張しました。
ムセへ向かう途中、少数民族のいくつかの村落を通過するので立ち寄ってみると、言葉の訛りがありながらも会話が楽しくでき、素直で優しい人たちが多かったのでいい思い出になりました。
ムセでは中国系の少数民族が経営している宿に泊まり、せっかくでしたので1日ビザを取得して中国側へも行きました。
国境出入ゲートは、観光客より毎日仕事で行き来する人たちで賑わっていて、人数の多さに驚きました。
それまでは国境の町という、少数民族、中国人…など少し違和感を感じていましたが、素朴な日常を送っている市民や活気のある町光景、また2つの国をまたがって真剣に仕事をする労働者たちの姿を見て“百聞は一見にしかず”の諺が頭に浮かびました。
ムセでは、少数民族の言葉やミャンマー語よりも中国語の方が多く聞こえたような気もします。
……先月にも、「ミャンマー・中国……..国境沸く」というニュースが新聞に記載され、これからミャンマーはアジアハイウェイの重要な一部を担って発展すると思うと嬉しい気持ちになります。
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