変わらないもの~in ミャンマー
先月、帰国したミャンマーツアーの写真の中にバガン仏教遺跡の日の出と夕日の写真がありました。
毎日と言っていいほど激しく変化していくミャンマーの現状の中でも、バガン遺跡の雰囲気や景色が、さすがに昔と変わらないままに見えたので、ほっとしました。
写真の中に(今年の地震で壊された)修復中のパゴダの姿も入り込んで映し出されているので、人間の命とともに建造物も永遠に存在しないことを改めて感じました。
手を伸ばせばすぐに、最新情報や物が溢れている日本で暮らしながら、それらに刺激され緊張する毎日を送る私。この状況こそが当たり前だと思ってしまったり、また一方現地の家族や友達と連絡を取り合っているとミャンマー人に戻ったりして、自分が二人いるような気もします。
たまに、このようなミャンマーの素朴な風景を見ると、懐かしく思います。現地ガイドをしていた頃、朝早い時間からお客様と一緒に遺跡を回って忙しく仕事をして、夕日が沈む頃には遺跡の何処かのパゴダにいて、静かに夕日を見る。今日も、疲れたと思いながらも充実した一日でもあったと思い、明日も頑張ろうと決心して、繰り返す当時の毎日が目に浮かびました。
日本の皆さんにもバガン仏教遺跡の日の出と夕日の素朴な風景に出会ってほしいものです。
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