少数民族

2010年9月14日 (火)

タオルを頭に巻く少数民族「パオ」

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 シャン州の知られざる観光ハイライトはまだまだたくさんありますが、今日は少数民族「パオ」をご紹介します。
 パオ族はミャンマー全国の色々な地域に住んでいます。全国で4、5万人以上いると言われ、今日ご紹介するパオ自治体に住むパオ族は5000人ぐらいです。ここに住むパオ族の殆どは昔からの伝統を守り続けて日常生活を送っている人たちです(住む地域によって伝統衣装を着ないパオ族もいるようです)。 
 パオ族の多くは州都「タウンジー」から10キロぐらい離れたところに住んでいます。そこは10年前まで現在の政府軍も入れなかった、パオ族が自治する特別な地域でした。この地域のことをミャンマー語で「パオネー」といいます。「ネー」はエリアで、パオ族のエリアという意味です。当時のパオ族は他の民族(主にビルマ族)との交流があまりありませんでした。観光客もタウンジーまでは自由に行き来がありましたが、その先のパオ族が住んでいるところへは行くことが出来ませんでした。

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