祭り

2016年10月16日 (日)

タディンジュ~in ミャンマー

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ミンガラバー!

例年、10月に入ると雨が少なくなり、乾季を迎えるミャンマー!

ミャンマー暦では10月のことを『タディンジュ=Thadinkyut』といいます。

“年に1度、地球にお釈迦様が現れる日”だと伝えられているタディンジュの満月の日には、玄関や窓際に火が灯ったロウソクや装飾した明かりをつけてお釈迦様をお迎えし、家の仏壇に祀られる仏像にも、いつも以上に食事や果物、飲み物、お花をお供えします。

パゴダには、お参りで大勢の人が訪れます。日本の初詣の時と同じような光景です。

又、この時期はお年寄りを敬う季節でもあります。

親を含め祖父母、 先生、お世話になった人たちに対して、食べ物や着るもの、金銭を寄進し、今まで迷惑をかけた分や悪かったこと…全てを許していただけますようにと、謙虚な気持ちで手を合わせて拝みます。

……といった行事が多いミャンマーの10月は、まるで日本の12月のように忙しく、毎日が慌ただしく感じます。

私が日本語を勉強していたボランティア学校での話ですが、毎年10月になると生徒たちが小遣いを集めて日本人の先生方に景品をお渡しして拝む時、先生方の慣れない風習に戸惑う姿は、思い出すと今でも懐かしく感じます。

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2016年10月 1日 (土)

筏祭 ~ インレー湖 (ミャンマー)

ミンガラバー!

今年も例年と同じくインレー湖の筏祭でミャンマーの観光シーズンがスタートします。

山に囲まれたインレー湖には今でも素朴な自然と共にインダー族が水上生活を送っています。

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浮島を重ねた土台に造られた水上パゴダには五体の仏像が祀られ、“願い事が叶う”のでよく知られています。

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この水上パゴダのお祭は「筏祭」とも呼ばれ、インダー族が年中待ちに待ったお祭です(以前イッテQにも紹介されました)。今年(2016年)は10月19日(水)から催されます。

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五体の仏像を乗せた伝説上の尊い鳥「カラウェイ」をイメージした大きな筏。
インダー族が(立ったままの)片足で漕ぐエンジンなしのボートが引っ張って移動させながら湖を周遊します。又、五本尊を迎えるセレモニーと兼ねてインダー族のボートレースも行われるのです。

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ボートレースのボートは、筏を引っ張るボートと同様なもので、丈中央に竹の棒を横に固定し、20~30人以上のインダー族がその横棒の両側に交互に立ち並び、棒を片手で掴みながら片足で体を支え、もう一方の片足で漕ぎます。棒はスピードアップとチームの誰かがバランスが崩れていてもスピードを落とさないようにするためです。数秒の差で勝負が決まるので、チームが元気よく力を発揮できるように伝統の踊りや歌で地元の沢山の人が応援します。

日常生活では小ボートの前方又は後方の先に立ち、オールを外側の足で巻き込んで手で調整して漕く。反対側の足でバランスをとって空いた片手で漁をするインダー族。体中を使うこの漁師姿は世界でも珍しく、子供の時から鍛え上げたこの特技を間近に見られるお祭でもあります。

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2010年4月 6日 (火)

ミャンマーの水掛け祭り

Blogtemplate_5  ミンガラバー!来週の13日からミャンマーで水掛け祭りが行われます 。ミャンマーは多民族国家で、民族によって様々な祭りがありますが、国民の85%近くが仏教徒なので仏教関係の祭りが多いです。例えば、パオ族のカッグ遺跡祭り・インダー族の筏祭り、ビルマ族のアーナンダ寺院祭り(バガン遺跡)・シュエジーゴンパゴダ祭り(バガン遺跡)などです。その中で人々が最も盛り上がって参加する祭りの一つが水掛け祭りです。4blogtemplate
祭りはミャンマーの伝統暦によって日数が違います。今年は4月の13日(火)から16日(金)にかけて行われます。水掛け祭りはミャンマーだけではなくタイやラオスなど他の東南アジアの国々にもありますが、国によって習慣が少しずつ違うようです。

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