モンユワ

2011年9月29日 (木)

ポーウィンタウン~須弥山を模した洞窟寺院

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今日はモンユワポーウィンタウンにある洞窟を紹介します。
この洞窟の前面は須弥山を模したデザインになっています。実は、須弥山は架空の山の名前でヒンドゥー教の聖なる山のことですが、ミャンマーでは歌詞や諺などによく使われていますので、本当の山だと思う人は少なくないと思います(私もそうでした)。須弥山の形をしているパゴダや寺院などもた3blogtemplateくさんあります(造る人によって、形は変わったりしますが)。このポーウィンタウンの洞窟も同様です。
カンボジアの現地ガイドによりますと、アンコール王朝を開いた“ジャヤヴァルマン2世”は、クーレン山を須弥山に例えて、王様になる宣言をしたと言います。また、スーリヤヴァルマン2世が造ったアンコール・ワットの中央塔も須弥山を模して造ったそうです。

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2011年9月22日 (木)

バガンを夢見たモンユワの王様

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11世紀頃、バガン王朝と同時に、全国には少数民族の王様や、リーダーたちが多数いました。そのような中、バガン王朝は仏教を国教にし、たくさんのパゴダを造り始めていました(⇛詳しくはこちら…)。
0blogtemplate当時、このモンユワ周辺を治めた王様は、バガンとは友好関係にあり、バガン王国を訪れたことがあったようです。バガン王国では、至るところに、パゴダが建てられていたので、“どこに指さしても、そこには必ず1つのパゴダがあDokutsublogtemplateる…”と言えるほど、無数のパゴダがありました(今でも、そうですが…)。モンユワの王様は、そButsuzohekigablogの風景を見て、仏教をもっと信心深く、信仰するようになり、バガン王国のようにたくさんのパゴダを造りたかったようです。また、自分が造ったパゴダは長い間、壊されずにずっと存在してほしいので、造る材料や場所にこだわり、ずっと敵地を探していたと言います。

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2011年9月20日 (火)

ポーウィン山の洞窟寺院

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「タウンボーディーパゴダ」や、「シュエターリャウンパゴダ」…など、モンユワの仏教遺跡は、「バガン」や、シャン州の奥地にある「カッグ」…などの仏教遺跡とは、全く違う雰囲気で観光客を魅了していると思います。今回、紹介する遺跡も、同じく、ミャンマー屈指の遺跡です。
Zenmenblogtemplateモンユワから、エーヤワディ川の支流チンドィン川を渡って、バスで1時間半ぐらい行くと、「ポーウィン」という死火山があります。そのポーウィン山には、至る所に洞窟が掘られ、仏像を安置して祀られている洞窟もあれば、僧侶や人々が修行している洞窟もあります。なんと!その洞窟の数は500を越えると言われています。また、殆どの洞窟内には、14~16世紀頃の壁画なども、色鮮やかできれいに残っています。

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2011年8月23日 (火)

千の菩提樹

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5万8千体の仏像がある“タウンボーディーパゴダ”や、巨大な寝釈迦像と立像がある“シュエタリャウンパゴダ”などを紹介してきましたが、モンユワにあるパゴダは、それだけではありません。今日は、1000本の菩提樹の木と、1000体の仏像が祀られている場所を紹介します。
菩提樹の木は、ミャンマー人にとって、とても大切な木です。Bodaijublog 仏陀は、菩提樹の木の下で、悟りを開いたのが、きっかけで、全国のパゴダや僧院の境内に植えてあります。地面に落ちた菩提樹の葉っぱでも、足で踏みたくないという仏教徒たちも、たくさんいます。又、ビルマの暦の1月“カソン”(西Blackimg_0024暦4月下旬頃)の満月に、仏陀が菩提樹の木の下で悟りを開いたと伝えられ、“カソン祭り”が行われます(カソン祭りの日は祝日です)。仏教徒たちが、お経を唱えながら、壺で水を運び、菩提樹の木にかける祭りです。

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2011年8月18日 (木)

モンユワ~シュエターリャウンパゴダの巨大寝釈迦仏像

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今回は、モンユワにある大きな仏像を紹介します。それは、シュエタリャウン仏像です。“タウンボーディーパゴダ”とは違って、造られてから年数があまり経っていませんが、約高さTatemonotozoblogtemplat10m、長さ111mの巨大な寝釈迦仏です。とても大きな、この 仏像は仏教に対するミャンマー人の思いを伝えてくれると思います。
この寝釈迦仏像の近くに、巨大な立像と涅槃仏も造られていました。寝釈迦仏像と立仏Tateblog 像は完成できましたが、涅槃仏像はまだ建設中です。これらの仏像も、僧侶によって造られました。
ミャンマーでは、パゴダ(仏塔・寺院)を含め、僧侶が修行する僧院など、全ては国民の寄付金で建てられています。この2blogtemplate仏像も同じです。そのため、全国にあるパゴダなどでは、い つも寄付できるように、賽銭箱や寄付金の受付などが設けられています。以前にも紹介してましたが、ミャンマーの殆どの人がパゴダに行く時は、必ずと言ってもいいほど寄付します。小遣いを寄付するという子供もいます。誕生日やお祝い日などでは、年齢と同じ金額(30歳の人は、30~30万など無理のないよう)を寄付する人もいます。ミャンマー人にとって寄付することは、来世のための功徳でもあります。それらの寄付金は、パゴダを新しく建てることや、修復すること、又は金箔を貼りなおすすることなど、パゴダの様々な作業に使われます。

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2011年8月11日 (木)

モンユワ~52万8千体の仏像

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母国では、パゴダ(仏塔・寺院)は数えられないほどありますが、その中でも似た形のないパゴダ(寺院)を今日紹介したいと思います。それは、『タウンボーディーパゴダ』です。モ1blogtemplateンユワの町から20kmぐらいの離れた市外にあります。
1939年頃(戦争中)に1人の僧侶によって建てられました。寺院は、「タウンボーディー」というお経の名前を付けられました。「タウンボーディー」は、悟りを開いたと言われている52万8千の仏陀を拝み、世界中の安全や平和、旅の安全を祈るお経です。ミャンマー人は、どNaimenblogtemplateこか旅行に出かける時や、出張に出かける時には必ずタウンボーディーを唱えます)。
戦争中、モンユワはマンダレーやサガインのように重要な戦略拠点でした。この町にも戦争中に、亡くなった人はたくさんいました。それを見て修行していた僧侶は、このモンユワを始め、全国又、世界中が平和になって戦争がなくなるよう、世界中の安全を願って、この寺院を造ったそうです。

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2011年8月 9日 (火)

ミャンマー一が集まる町~モンユワ

2blogtemplate ミンガラバー!マンダレー付近の観光名所“モンユワ”を紹介します。
モンユワは、サガイン管区にあり、マンダレーから西方面160kmぐらい離た場所にあります。マンダレーからバスで片道約4時間ぐらいかかります。気温は、マンダレーやサガインとあまり変わらず、夏は40度を超え、乾期はインレー湖と同様に10度以下まで下がったりもします。
モンユワは、母なるエーヤワディー川の支流である“チンドウィン(chindwin)川”沿いにあり、周辺の市町村の中では最大級の町です。サガイン管区はインドと国境が接していて、昔から今日まで、インドとの交易の中心地としても栄えています。そのため、インド製の布などが流行し、それらの布は母国でとても有名です。また、モンユワ付近では、綿花が栽培され、モンユワの布製品も名高いです。

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