2018年1月19日 (金)

2018年のロマネスクの旅発表しました

2018年のロマネスクツアー発表しました!

今年は久しぶりのイタリア山中のモンテマリア(マリエンブルク)修道院も訪れるアルプスロマネスクや昨年ご好評をいただいた北欧ロマネスク等注目のツアーが盛りだくさんです。
また1月15日より弊社ホームページが新しくなりました。
写真も大きく、また検索もいろいろな条件でお使いいただけるようになっています。
是非お試しください。
ツアーは順次公開中ですが、パンフレットはすぐにお送りできますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。
★特別企画★金沢百枝先生同行ツアー
今年も、先生ご同行のツアーを発表しています。
最大18名様限定企画です。ご検討中の方はまずはご一報ください。
2018年3月13日(火)

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2017年8月 2日 (水)

蘇るローストチキンの伝説

聖書でニワトリ、といえば聖ペテロがキリストの予言の通りに、キリスト捕縛の後3度キリストを「知らない」と言い、師を裏切ったことを鶏の声で知り深く悔悛する―というお話が多いですね。

イタリア、カステラッツの聖ジャコモ教会
中世に生まれたと思しき鶏関係の伝説もあります。聖地サンティアゴ巡礼路沿いにある、スペインのサント・ドミンゴ・デ・シロスとポルトガルのバルセロスに伝わる、巡礼の異国の若者が、盗人の濡れ衣を着せられたところ、裁判官や領主の食卓のローストチキンが蘇って彼の無実を証明するという話です。
巡礼路沿いに伝播していったようで、イタリア北部、アルプス山麓にあるカステラッツの聖ジャコモ(ヤコブ)教会の壁にもサント・ドミンゴ・デ・カルサーダの伝説が描かれています(上の写真)
さて、先日帰国した北欧ロマネスクでご案内した、スウェーデンのスカーラの大聖堂にある浮き彫りに、「ヘロデの雄鶏」というシーンがあります。
イギリスに同じような名前の民謡があり、また現地ガイドの説明でも、これはヘロデの鶏。
ユダヤの新しい王の到来を信じないヘロデ王が、食卓の鶏の復活をもってその予言を信じたというものです。(剣を持った男たちは嬰児虐殺のシーンをほのめかしていそう。髭の人はヘロデ王?)
スカーラ大聖堂
聖書には登場しない物語なので、外伝的に入ってきたのか、復活する鶏の話のルーツがどこかヨーロッパに古くからあったのか。。。特にこれといった説も見つけられなかったのですが興味深いのでご紹介させていただきました。
他の都市や国で類似の物語があればぜひ教えてください。
(山岸)

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2017年4月20日 (木)

カタルーニャで出会ったぷくぷくマリア様

突然ですが、これは誰でしょう?
ムーラの聖母子像
ロマネスク教会の扉上部で見つけた彫刻です。
向かって左には、そっくりな人たちが3人ずらり。
中央の人物は、幼子を抱えている…
ということは、どうやらマリア様とイエス様のようです。
でもこんなにふっくらと描かれたマリア様は見たことがありません。
先日、東海大学教授金沢百枝先生とスペイン、カタルーニャ州のロマネスク教会を巡るツアーに行ってまいりました。
山間の小さな村ムーラのロマネスク教会で、先ほどのマリア様に出会ったのです。
教会の名前はサン・マルティ教会。11世紀の教会です。
金沢先生は「ぷくぷくマリア様」と名付けていらっしゃいました。
ナイスネーミングです。
見るだけで福がありそうな、穏やかな表情でした。
ちなみに左の3人はマギ(東方3賢者)、右は産婆とヨセフです。
私の一番のお気に入りポイントはイエス様。
イエス様の足をよく見てみると足先をギュッと縮めています。
ムーラの聖母子像
幼さを表現するためでしょうか、可愛らしさ倍増でたまりません。
(佐藤)

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2017年3月 5日 (日)

北欧ロマネスクの旅を発表しました

7月発の北欧(デンマークとスウェーデン)ロマネスクの旅、発表しました。

お陰様でお申し込みも好調です。
シェーリンゲ教会の扉口/ゴットランド島
▲シェーリンゲ教会の扉口/ゴットランド島
オー教会洗礼盤/オーケルビー教会/ボーンホルム島
▲オー教会洗礼盤/オーケルビー教会/ボーンホルム島
英国ロマネスクに行ったことのある方、お好きな方
バイキングの文様と融合した北方ならではの装飾、フォント(洗礼盤)巡りですよ。
 
ゴットランド島(スウェーデン)とボーンホルム島(デンマーク)それぞれに連泊しますので、島好き、北欧再訪の方にもおすすめです。
ヴィスビー/ゴットランド島
▲ヴィスビー/ゴットランド島
海が穏やかで、季節的にも観光しやすい7月限定ツアーです。
詳細・お問い合わせはこちらから
(山岸)

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2017年1月 1日 (日)

恭賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年は格別のご厚情を賜り心より御礼を申し上げます。
本年は、金沢百枝先生ご同行ツアー等、新しい試みもあり、鳥とともに羽ばたく年となりますよう社員一同一層努めてまいります。
皆様のご健勝とご多幸、そして世界の平安を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、鳥モチーフはたくさんあるロマネスクですがニワトリに限定すると意外と見つかりませんでした。鳩やクジャクが人気ですね。
(レオンのパンテオンは写真撮影禁止のため画像ないのです…)

B1_2
サントドミンゴ・デ・カルサーダの奇跡の雄鶏(スペイン)
B2
ビシゴート芸術の粋。キンタニーニャ・デ・ラス・ヴィニャスノサンタ・マリアデ・ララ教会の外壁レリーフ(ニワトリらしき鳥は上部左から二番目に)

B3
「ノアの方舟(ニワトリは右側の屋根に登っています)」16世紀のイタリア製の織物/ロシア、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館蔵

B4
フォアグラの名産地モルラアスのサント・フォア教会(フランス)鳥っぽいものはみんな鴨です。

ユーラシア旅行社で行くロマネスクの旅はこちら

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2016年12月19日 (月)

2017年ロマネスクの旅

ユーラシア旅行社2017年ロマネスクの旅パンフレット 皆様大変お待たせしております2017年のロマネスクの旅は、
既に発表しております3月の南イタリア・ロマネスクのほか
5月以降にフランス、ドイツ、イギリス等を予定しております。
パンフレットは連休明けの26日に納品&既にお問い合わせいただいている皆様への発送を予定しております。
お待たせしてもうわけございません。
また、これからツアーをご検討下さり、パンフレットの送付をご希望される方はパンフレット請求フォームの「ヨーロッパのキリスト教芸術」をご選択いただくか、国名や備考欄にて「ロマネスク」とお知らせください。
なお、HPでは一足早く各ツアーの日程・出発日・料金を紹介しております。
仮予約も承っております。
ツアーのご確認は、ロマネスク特集が便利です。
月刊誌等でご紹介しております1月のイベントの空席状況につきましては、お気軽にロマネスク担当までご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
(山岸)

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2016年11月 4日 (金)

ドイツでロマネスク?!(3)ヒルデスハイムの青銅扉

ヒルデスハイムの青銅扉
食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」と厳しい口調で責める創造主。
「こいつが食べろと言ったのです」「私ではありません、悪いのはこいつです」「自分で食べたんじゃない!」
ヒルデスハイムの青銅扉
そんな声まで聞こえてきそうな動き、表情。

1015年のものと言われる、ヒルデスハイムの聖母マリア大聖堂の青銅扉のワンシーンです。
扉は聖堂の西側、ナルテクスと身廊の間にあり、16のシーンでできています。
北側半分は上から下へ、南側半分は下から上へと旧約・新約の物語が描かれています。
アダムの肋骨からエヴァをつくりだし、幸福な楽園の生活に陰りが見えていき、人間は神に背き、生きる苦しみと死を背負い、兄弟殺しが一番地面に近い部分に描かれます。
しかし、南側の半分では新約の物語が始まり、神が人の体を得てこの世にやってきて、受難を経て人々の罪を救済する場面へと続いてゆきます。
降下と上昇がとても効果的に描かれています。

印象的なシーンはいくつかありますが、今日は失楽園を。
浮彫とはいえかなり上半身が飛び出しているので見る方向によって表情もぐっと違って見えます。
責任を転嫁しあう夫婦の様子、悪魔の化身蛇(悪魔はその後のシーンにも登場。いつもこんなコモドドラゴンみたいなスタイル)

二人の目線も興味深いですね。
ヒルデスハイムの青銅扉

こちらは、次の場面、楽園を追われるアダムとイヴ。
悄然と歩き去るアダムの後ろで、憮然とした表情で振り返るエヴァ。

こちらもキッとケルビムを睨む目線にご注目を。

(山岸)

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2016年10月25日 (火)

ドイツでロマネスク?!(2)ハルバーシュタットのタペストリー

来年2017年は、ルターが「95ヶ条の論題」を発表してから500年の記念の年。ドイツ東部に点在するルター縁の地には多くのプロテスタントの方が訪れるとみられています。
500年前、ルターがヴィッテンベルク大学に論題を貼り付けると、このあたりは瞬く間に従来の信仰と新しい信仰のあり方に揺れました。動揺は争いになり、時には権威ある大教会が襲われ、破壊され、オットー朝以降皇帝や大司教たちが蓄えた至宝の多くも失われました。

そんなヴィッテンベルクから西へ100キロほど離れた所に、今日ご紹介するハルバーシュタットはあります。こんな場所にありながら、ハルバーシュタットには1170年頃(諸説あるが概ね12世紀半~後半)に織られた中世のタペストリーが今も何点も残っているのです。

Halberstadt
なかでも素晴らしいのが、現存する長さが9m強の「キリストと12使徒」のタペストリーと、同じく長さ10.4mの「アブラハムの生涯」です。力強い輪郭、動きや構図はもちろん、この鮮やかな色!
いずれも細長い形で残っているのですが、本来は上下にもっと別の場面があったことを想像させます。

タペストリーが織られた時代、このあたりはオットー朝の中心地であり、世界中の宝物が集まったところです。しかし、ルターの論題に始まる宗教戦争や、2度の大戦、社会主義支配等の困難な時代の中で、どうしてこのような素晴らしい状態を保つことができたのでしょうか?
宗教戦争の際、町の人はカトリックとプロテスタントそれぞれに信仰が別れ、今もそれぞれの信仰を守っています。しかし、町の至宝は守らねばと、困難な時代にも、ともに協力し合ってずっと守ってきたのだと言います。

Halberstadt

ドイツに現存する同時代のタペストリーといえば、ケルンの聖ゲレオンの名で有名なタペストリーくらい(しかも19世紀に切り刻まれてヨーロッパに点在している…)ですから、その貴重さと、住民の努力に涙が出そうな出会いでした。
(感動のあまりの手ブレです)

(山岸)

※館内は撮影禁止です。ハルバーシュタットの紹介のため許可を得て撮影・掲載しております

ロマネスクツアーはこちら(2017年初夏~のツアーは12月中旬ごろ発表予定です)

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2016年10月21日 (金)

ドイツでロマネスク?!(1)フライジングの野獣の柱

ずいぶん久しぶりの更新となってしまいましたが、またぼちぼちこっそりとこのブログを通じて色々なロマネスク芸術の魅力やヨーロッパの田舎町のお話しなどしていきたいと思います。

しばらくは、ドイツのロマネスクを中心に。と、言うと、ドイツを訪れ、町の中心に聳え立つ大聖堂をご覧になったことがある方は、あの国のどこにロマネスクが??と驚かれることでしょう。

確かに、フランスやスペインの田舎にひっそりとのこる、ほっこりとさせる小さな教会は少ないのですが、都市の大聖堂のクリプタや、巨大なその建築の土台にどっしり構えるロマネスクがあり、また違った魅力でドイツのロマネスクは私たちを楽しませてくれるのです。

Freisinganimalcolumn
とはいえ、いきなり巨大教会の構造のお話しをするよりは、もう少しなじみやすいものからご案内しましょう。

というわけで、今日はミュンヘンの近くにあるフライジングの聖母マリア&聖コルビアン大聖堂のクリプタの「野獣の柱」を紹介します。

柱そのもののにごちゃごちゃといろんな生き物が彫られているものは、フランスのスイーイヤックやイギリスのキルペックのものがありますが、ドイツにもあり、それがこの「野獣の柱」です。
1200年頃のものと言われていて、高さは約2メートル半。クリプタの天井を支える柱にはぐるりと彫刻が施されています。
柱のほとんどの部分はワニか蛇のようなドラゴンと戦う戦士たち。
しかし既に敗北して、地面から顔を出すドラゴンに丸呑みされている人もいます。(はみ出しているのは脚?尻尾に見えてしまいます)
善と悪の戦いを象徴していると言われ、柱の西側に彫られています。

写真では横顔ですが(右上)、柱の東側上部にはお腹の大きな女性が彫られています。
黙示録の、救世主を身ごもった女性という解釈もあります。

また、柱頭部分の鷲は、地上の戦いとは一線を画した位置にいる救世主キリストの象徴と考えられています。

(山岸)

ロマネスクツアーはこちら(2017年初夏~のツアーは12月中旬ごろ発表予定です)

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2014年9月 5日 (金)

【巡礼路TV番組】9/7放送「スペイン横断800キロ平岳大と情熱の巡礼路」

ユーラシア旅行社のサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路ツアー 今週末、9月7日(日)にBS-TBSで放送の
「スペイン横断800キロ 平岳大と情熱の巡礼路」
フランスから国境とピレネーを越えて
聖地差アンティアゴ・デ・コンポステーラまでの旅を追います。
巡礼の道は、
映像で追い、自分で歩き、また映像で見て疑似体験して・・と
何度見ても行っても良いものです。
未だ歩いたこともない方も、もう行ってきたよという方も
是非チェックしてみてください!
9月7日(日)19:00~20:54 BS-TBS

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