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2009年10月 2日 (金)

ロマネスクとは

スペイン、ボイの谷、タウール この、「ろまねすく通信」の、「ろまねすく」は、ヨーロッパの中世美術史をゴシックとともに賑わした建築・美術のロマネスク様式からとっています。

ローマ風というのが言葉の意味ですが、まあるいアーチ、どっしりとした壁、原色の壁画、浮き彫りのような彫刻が特徴で、北スペイン~南西フランスの教会建築を中心に広く取り入れられた建築・美術様式です。

西暦1000年の世紀末を無事に超えた喜び、神を讃える心を、農業改革が実現した経済力が支え、スペイン・レコンキスタ(国土回復)の戦火の中にロマネスク芸術が花開きました。時は十字軍の時代、多くのキリスト教徒が、スペイン北西部にあるキリスト教三大聖地の一つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼に行き交ったことが、ロマネスク美術のさらなる普及と発展をもたらしました。

北スペイン・南西フランスの旅では、このロマネスクの芸術や今も現役の巡礼路などを楽しみます。芸術といっても、壁画や彫刻は美術館にお行儀良く並んだものは僅かで、その多くは1000年近くを過ごした本来の場所で、私たちを迎えてくれます。

例えば、ピレネーの山の中、靄に霞む湖沼の傍、小さな村の中に、地平まで続く牧草を見渡す平野に佇むように、自然と美しく調和する教会の、素朴ながらも生き生きとした姿が魅力でなのです。

ロマネスク芸術を、日本で眺めるのならば日長石に刻まれた彫刻を眺めることになるのでしょうか。いえ、それも素晴らしいのですが、現地に実際に足を運んでみると、雄大な自然や素朴な町や村、素材を活かした郷土料理などもあわせて楽しむことができます。

(山岸)

>>南西フランスの旅北スペインの旅はこちら

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