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2009年11月16日 (月)

プラセンシアのロマネスク

スペイン西部のエストゥレマドゥーラ地方を旅したときのこと
銀の道から少しはなれたプラセンシアで一泊したことがあります。

ローマ時代には金銀を運び、巡礼ブームの折には北上する巡礼を運んだ「銀の道」。
そこから程良く離れていて、川も近くなく、そのおかげで中世以降の建物がよく残ったのだとか。

この町の旧大聖堂がロマネスク様式と聞き、興味津々で出かけました。
というのもこの地方でロマネスクと呼ばれるのが一般にこことトゥルヒージョに再建された教会の鐘楼だけだからです。

イスラムの支配が長く、ユダヤ教徒が多く暮らしたプラセンシアのロマネスクは14~15スペイン。プラセンシアの旧大聖堂 世紀のもの。
旧聖堂の入り口上には受胎告知のシーン
シンプルながら幻想的な扉口の彫刻もおもしろい
葉人間いろいろ
鳥みたいのもいろいろ

「なんだこりゃ???」と(心の中で)つぶやきながら夢中でシャッターを切っていたのは私だけでしたが…。
雨上がりの小さな町にひっそり残る彫刻と出会えた充実した朝でした。
(山岸)

>スペインの旅はこちら
※旧大聖堂は大聖堂に連続する形で付属しています。

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