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2009年12月 4日 (金)

私の好きな町:サン・ジャン・ピエド・ポール

ピレネー山脈の懐のフランスとスペインの国境を挟んで、「バスク」と呼ばれる地域があります。国籍は別れていても民族は同じです。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポール
バスク地方の民家は白い外壁に赤く塗られた窓や梁が特徴です。
山を背景に建つ可愛らしい家並みは、まるで絵のような風景を創り出しています。

またバスク地方の象徴といえばベレー帽。
街中を歩くとベレー帽を被った男性を頻繁に見かけます。
「ベレー帽を被り始めて数十年」という貫禄を漂わせているおじいさん、かなりキマっています。

さて、ピレネー山脈の北麓にあるサン・ジャン・ピエ・ド・ポールという街があり、ここはサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の宿場町にもなっています。

私がこの街を訪れたのは日曜日の朝でした。
街中の朝の散策を楽しんでいると教会を通りかかりました。
中ではミサを行っているようです。

程なく教会の扉が開いて、中から人が出てきました。サン・ジャン・ピエ・ド・ポール
そう、ベレー帽を被ったおじいさんたちです。

「あっ、ここにもベレー帽でキメたおじいさんがいる」

そう思って見ていると、おじいさんは次から次へと教会から出てきました。
あっという間に教会前にはベレー帽のおじいさんの人の群れ。
50人ほどもいたでしょうか。その様子は、ある意味で壮観!
おじいさんたちは、まだ家に帰るということもなく、おしゃべりを楽しんでいるようでした。

写真がないのは残念ですが、どうぞ想像してみてください。
ベレー帽を被ったおじいさんが群れになっているその様子を! (斎藤)

>フランスのツアーはこちら

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