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2010年4月 6日 (火)

聖週間より:ノリ・メ・タンゲレ(ソーリュー)

ソーリュー「ノリ・メ・タンゲレ」

日曜日のキリストの復活に際し、最初に彼の姿を目撃したのは、
母でもなく、愛弟子でもなく、長い髪がトレードマークのマグダラのマリア。
(このあたり、いろんな小説の題材に最適な流れなんでしょう。ロマンチックな絵画も多いですもの)

写真はソーリュー、サン・タン・ドーシュ聖堂より。
一段と大きく描かれているのが復活したキリスト。
ひざまずき見上げるマグダラのマリア。
後方には一緒にお墓参りに来たマリアさんたち。

ソーリュー「ノリ・メ・タンゲレ」

さて、キリストの遺体されも失ってしまった悲しみに泣き崩れるマリアに声をかける人がいました。
その聞き覚えのある声。

喜びのあまりすがりつこうとするマリアを、イエスはこう言って制します。
「ノリ・メ・ダンゲレ」

「私に触れてはならない」という意味の言葉なのですが、
なんだかそっけなくってそれがまた神々しいのでしょうか。。

でもこのソーリューの写真をご覧下さい。
角度を変えるとこんなにも表情が変わります。
2人の表情も素朴ながら優しい声が聞こえてきそう。

いつまでも眺めていたい、素晴らしい彫刻の一つです。

(山岸)
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