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2010年5月17日 (月)

思い出の味、ピンチョス

ピンチョス

北スペインの旅の楽しみの一つに食事がありますが、ツアーで行っても是非自由時間には地元のバールに挑戦してみてください。
食事時間が全般に遅いスペインでは、夕食を提供する「レストラン」は早くて8時開店、下手すると9時頃にならないと開きません。
その点、朝から晩までやっているバールなら、軽食ならいつでもとることができるので、早い時間に簡単に夕食を済ませたい時などとても便利です。

とはいえ、言葉の通じない心配がありますが
何軒かバールを覗いてみると、おかずものやオープンサンドのようなものがカウンターに並んでいる店を見つけられると思います。
こういうお店なら、美味しそうだな~ってのを指差しで頼めるから簡単です。

このオープンサンドをピンチョスと呼びます。
バスク地方のサン・セバスティアンが発祥と言われています。
バゲットをスライスして色々な具材がのっかっています。
ハムやオイルサーディンなどずれそうなものは爪楊枝でとめてあったりします。
バスクでなくても、ツナマヨや生ハム載せは結構スペインのあちこちで見かけます。
バスクやガリシアはさすが海に近いこともあり、店によっては魚介や肉を載せたものなど種類もたくさんで目移りしてしまう程です。

指差しでピンチョスを頼んで、ついでにグラスワインでもとって、みんなでワイワイするもよし、地元の人に紛れるもよし、美味しいピンチョスを食べ比べながらバールを梯子するなんてのも、おすすめの楽しみ方ですよ。
(山岸)

北スペインの旅はこちらから

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