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2010年6月

2010年6月30日 (水)

サンティアゴまでラスト100キロ歩いてきました!(6月上田・後編)

ゴゾの丘を目指す

100キロの道で正直一番きつかったところは?
上田:意外にも、当初予想していた最長区間距離の19.4㎞を歩く日ではなく、次の日に足が重くなりました。
ちなみに筋肉痛ではありません。
最長の区間を過ぎて緊張が無くなったのでしょうか?それとも蓄積疲労の為でしょうか?
私だけで無く、同様の感想を漏らすお客様も多かったです。
具体的に言うと、聖地サンチャゴの町を望むゴゾの丘に到達する直前。
アップダウンを繰り返しながら巨大なユーカリ林の中を一直線に伸びるアスファルト道。
遥か遠くに、豆粒みたいに小さく見える巡礼者。
…正直、気が遠くなりました。

サンティアゴ、ボタフメイロ

サンティアゴ・デ・コンポステーラでのミサの様子はいかがでしたか?
上田:聖ヤコブ年とあってか大盛況でした。
特に国外からの巡礼者に加えて、スペイン国内からも各地から大巡礼団がやってきて、ミサに参加し、ボタフメイロの儀式の後には感極まって涙する人も多かったです。
普段は陽気なスペイン人ですが、一方で信仰心の厚い、普段とは異なるスペイン人の一面を見ることが出来ました。

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2010年6月28日 (月)

サンティアゴまでラスト100キロ歩いてきました!(6月上田・前編)

先日北スペインのツアーから帰国した上田さんに、インタビューしたいと思います。

上田さん、出かけていたツアーを教えてください。
上田:6/4~の「聖地サンティアゴへのラスト100キロを歩く」14日間の旅です。

お天気、気候はいかがでしたか?パラス・デ・レイからメリデへ
上田:残念ながら天候不順が続き、巡礼歩きの最中は曇りと雨が多かったです。
もともとスペイン北西部のガリシア地方は雨の多い地域なので、みずみずしい空気の中で、苔生した樫の森、緑鮮やかな田園風景ガリシア地方本来の姿をより一層体感することができたし、雨の中も重いバックパックを背負ってあるく巡礼者の労苦を少しは実感できたような気がします。

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2010年6月25日 (金)

石を泳ぐ人魚(スイス)

ツィリス、サンマルティン教会

さて、スイスの人魚ですが、ここはツィリスのサンマルティン教会から大勢紹介いたしましょう。

サン・マルティン教会の天井には153のパネルがはめ込まれ、キリストの生涯及び聖マルタンの奇跡、そして水生生物たちが描かれています。
その中からトップバッターを飾るのは楽器を演奏する美人人魚3人組です。
左からバイオリンのような弦楽器、竪琴、ホルンを演奏しています。
あちこち枝分かれした二股の尻尾は、時に枠線をはみ出して描かれています。

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2010年6月23日 (水)

石を泳ぐ人魚(イタリア)

イタリアのリボルタ・ダッタの人魚

先日フランス、スペインの人魚を特集しましたが、今回はイタリア北部の人魚たちをご紹介いたしましょう。

トップバッターはロンバルディア州からリヴォルタ・ダッタの人魚さん。
ミラノの東に位置する小さな村なのですが、中世ミラノの支配下で交易の要所として栄えたため立派な教会が残っています。
さてこの人魚…尻尾と脇の間に見えるボールのようなものは一体…何??
もしかして…女性の乳房?
のっぺりした顔も特徴的です。

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2010年6月21日 (月)

アルプス・ロマネスクの旅より帰国しました!(6月山岸・後編)

ヴェノスタのアップルパイ

印象に残ったアルプスの味を教えてください。
山岸:全体的にしっかりした味付けでしたが、地方ごとに味付けが異なり、食事はとても楽しみでした。
どれも美味しかったのですが、南チロルの燻製ハム・スペックやリンゴのジュースなどなどその土地の味というのは格別!
南チロル、ヴェノスタの谷はリンゴの名産地なのですが。ここのアップルパイ(写真)はなんともいえない幸せな味でした。

来春以降この方面をお考えの方へメッセージをお願い致します。
山岸:地図で探せないような小さな村の教会や、山の上の教会など、なかなか個人では行きづらいところにある教会を巡ります。
ロマネスクファンの方にはぜひともお勧めのコースです。
少々山道を歩いていかないといけない場所もありますので、ご不安な方は、今から是非足腰を鍛えておいてください。

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2010年6月18日 (金)

アルプス・ロマネスクの旅より帰国しました!(6月山岸・前編)

ツィリス「サン・マルティン教会」

先日アルプス・ロマネスクのツアーから帰国した山岸さんに、インタビューしたいと思います。

山岸さん、出かけていたツアーを教えてください。
山岸:6/3~の「アルプス・ロマネスク紀行 」12日間の旅です。

お天気、気候はいかがでしたか?
山岸:全体的に曇天でした。
ミラノやトリノでは28度くらいまで上がり、じりじりと陽に焼かれましたが、湖水地方、アルプスの山々に近づくにつれ気温が下がり、快適に動くことができました。
この旅は、ロマネスクのツアーの中でも比較的山歩きが多いので天候が心配でしたが、幸い雨もなく、雲が太陽の熱を遮ってくれたお陰で、チヴァーテやエッパンの山道も無事歩ききることができました。

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2010年6月16日 (水)

聖フォアの宴~後編

フォアグラ料理一例

聖女フォアの名とフォアグラに関係性があるかどうかは不明(おそらく無い)だが、とにかくサント・フォア教会の周りのフォアグラは美味。
ツアーの食事も、コンク近郊を訪れる日はもちろんフォアグラ料理。
そのコレステロール値に恐れ慄きながらも日本と比べ驚きのお手ごろ価格で食べられるフォアグラ料理にフリータイムの食事でもついつい手を出してしまう・・・。

そしてお土産ももちろんフォアグラ。
聖フォアの会で好まれるのは「ガチョウ」の「エンティエ(ブロック状ではなく丸ごと)」。

フォアグラ要員…

めでたくブツが手に入ると、ロマネスク部に「聖フォアの会」開催の告知が密かに流れる。そして一日の仕事を終えた女達は、厳かな表情でいつもよりそそくさと席を立ち、宴の場(都内某所マンションの1室)へ消えてゆくのである・・・。

聖フォアの名の下に、唇をてらてらと油で輝かすうら若き(?)ロマネスク部員の乙女達。次回開催は・・・(宮澤)

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2010年6月15日 (火)

聖フォアの宴~前編

コンクの聖女フォア

ユーラシア旅行社ロマネスク部で、密かに繰り広げられている宴、それは『聖フォアの会』。

聖フォア(サント・フォア)といえば最後の審判のタンパン彫刻で名高い、コンクの「サント・フォア教会」。山間に佇むこの美しい教会にフォアの遺骨(聖遺物)が持ち込まれたのが9世紀。そしてサンティアゴ巡礼路の一つ「ル・ピュイの道」上にある巡礼教会でもあることから、今でも年間約30万人の人々が訪れる。

この教会のタンパンはとにかく見どころ満載!!・・・が、実はコンクのタンパンについては既にこのブログの「サント・フォア 全6回シリーズ」でY岸さんが特集しているので、詳しくはそちらを。。

今日&明日でこっそりお伝えするのは、タンパンとか柱頭彫刻とか建築とかでは無く、ユーラシア旅行社ロマネスク部で魔女の会合のごとく開催されている『聖フォアの宴』の方です・・・。

続きは明日です。
(宮澤)

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2010年6月10日 (木)

石を泳ぐ人魚(スペイン)

ジローナの人魚

前回に引き続き人魚(セイレーン)のお話です。
今回はスペイン、カタルーニャから。

バルセロナを中心とするカタルーニャ地方にはカタルーニャ三大ロマネスクと呼ばれるものがあり、世界遺産のボイの谷のタウールのサン・クレメンテ教会他のフレスコ画、ジローナの天地創造のタペストリー、リポールの石の聖書がこれに当たります。

1枚目はそのジローナの大聖堂回廊の人魚です。
二股なのですが、一見吊り上げた魚を見せているのかと見間違えます。

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2010年6月 8日 (火)

石を泳ぐ人魚(フランス)

サン・パリーズの人魚

先日、N倉さんとM澤さんがお話していた時のこと。
N倉さんがアメリカの添乗に行くというところから、話はシアトル、スターバックス、そしてスタバのロゴの二股人魚(セイレーン)の話に。
スターバックスのロゴの話は他所に譲るとしまして、今日はロマネスクの旅でよく見かける(二股に限らず)人魚たちのお話をしたいと思います。
彼女たちを見かける場所は、たいてい教会や修道院の回廊の柱頭。
修道中の修道士たちを誘惑し試練を与える存在だとか、土着の民話に出てくる妖怪だとかいろいろな話を聞きますが、確かになまめかしいポーズや表情のものが多いようです。

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2010年6月 3日 (木)

8~9月の新コースを発表しました!(ピレネー、バスク)

フランス、ゴーヴ湖

この度8~9月出発の8~9日間の新コースを発表しました!
ピレネーの自然を楽しむ旅、スペイン・フランスのバスクを楽しむ旅と、既に発表していますサンティアゴ訪問の8~10日間のツアーとあわせて、どうぞ夏休みのご計画にお役立てください!

>ツアー詳細はこちら(「スペイン再訪」以下にご紹介しております。)

写真はフランス側ピレネーのゴーヴ湖。
聖地ルルドから車で2時間弱くらい、山道を走ったところにあります。
駐車場からはロープウェーとチェアリフトにとって、後はほとんど平らな道を歩くだけですので、ハイキングに自信のない方にもお勧めです!

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2010年6月 1日 (火)

思い出の味:サンティアゴのクッキー

修道院のクッキー

先日、世界にふれる皇居ウォーキングが開催されました。
ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

さて、その会場に、以前弥永さんも紹介していたサンティアゴのクッキーが登場しましたが、召し上がられましたでしょうか?

サンティアゴのフランコ通にはサンティアゴケーキやガリシアのチーズやチョコレートを売るようなお店を何軒も目にしますが、このクッキーは、この通りのお土産屋とは別で、現役の修道院で買ってきています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂東側のキンターナ広場に隣接するサン・パイオ女子修道院のものです。
広場に面する小さな窓が連続する建物が、その修道院です。

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