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2010年6月10日 (木)

石を泳ぐ人魚(スペイン)

ジローナの人魚

前回に引き続き人魚(セイレーン)のお話です。
今回はスペイン、カタルーニャから。

バルセロナを中心とするカタルーニャ地方にはカタルーニャ三大ロマネスクと呼ばれるものがあり、世界遺産のボイの谷のタウールのサン・クレメンテ教会他のフレスコ画、ジローナの天地創造のタペストリー、リポールの石の聖書がこれに当たります。

1枚目はそのジローナの大聖堂回廊の人魚です。
二股なのですが、一見吊り上げた魚を見せているのかと見間違えます。

リポールの人魚

尾びれの柄的にはロゴに似ていますけれども。
かなり豪快なポーズです。
体表もなんだかウロコっぽい。

2枚目は石の聖書で有名なリポールのサンタ・マリア修道院の、これまた回廊の柱頭ですが、私たちがイメージする人魚に近い姿でしょう。
ちょっと寸胴ですが。
尾びれが一つですが高らかに掲げるところは同じです。
髪を振り乱し、荒野で悪魔がキリストを誘惑したように、修道士の心をかき乱そうとした…のだといいます。

(山岸)
>スペイン、カタルーニャの旅はこちら

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