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2010年6月30日 (水)

サンティアゴまでラスト100キロ歩いてきました!(6月上田・後編)

ゴゾの丘を目指す

100キロの道で正直一番きつかったところは?
上田:意外にも、当初予想していた最長区間距離の19.4㎞を歩く日ではなく、次の日に足が重くなりました。
ちなみに筋肉痛ではありません。
最長の区間を過ぎて緊張が無くなったのでしょうか?それとも蓄積疲労の為でしょうか?
私だけで無く、同様の感想を漏らすお客様も多かったです。
具体的に言うと、聖地サンチャゴの町を望むゴゾの丘に到達する直前。
アップダウンを繰り返しながら巨大なユーカリ林の中を一直線に伸びるアスファルト道。
遥か遠くに、豆粒みたいに小さく見える巡礼者。
…正直、気が遠くなりました。

サンティアゴ、ボタフメイロ

サンティアゴ・デ・コンポステーラでのミサの様子はいかがでしたか?
上田:聖ヤコブ年とあってか大盛況でした。
特に国外からの巡礼者に加えて、スペイン国内からも各地から大巡礼団がやってきて、ミサに参加し、ボタフメイロの儀式の後には感極まって涙する人も多かったです。
普段は陽気なスペイン人ですが、一方で信仰心の厚い、普段とは異なるスペイン人の一面を見ることが出来ました。

メリデのタコ屋(イメージ)

印象に残ったスペインの味を教えてください。
上田:ガリシア地方は海に近いこともあり、シーフードは盛り沢山。特にメリダという町はタコが有名です。
町の至る所に「プルペリア」というタコ屋(気軽な居酒屋のような雰囲気)があり、大西洋の荒波に揉まれ、適度に身の締まったタコが美味しかったです。

今秋以降この方面をお考えの方へメッセージをお願い致します。
上田:今年は記念すべき、聖ヤコブ年です!
例年よりも格段に巡礼者の数が多く、様々な巡礼者と触れ合えるのがポイントです。
犬を連れて歩く家族連れや南米のブラジルからやってきたド派手な服装のオバチャン、筋肉モリモリのマッチョマン、愛用のギターを担ぐフランス人青年など、一口に巡礼者と言っても様々なスタイルで皆同じ聖地を目指す巡礼者たちとの交流も聖年ならではの楽しみです。
次回の聖ヤコブ年は11年後。是非、今年の聖年にサンチャゴを目指して歩きましょう!

上田さん、有難うございます。14日間の添乗お疲れ様でした!

>サンティアゴ巡礼路の旅はこちら

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