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2010年6月28日 (月)

サンティアゴまでラスト100キロ歩いてきました!(6月上田・前編)

先日北スペインのツアーから帰国した上田さんに、インタビューしたいと思います。

上田さん、出かけていたツアーを教えてください。
上田:6/4~の「聖地サンティアゴへのラスト100キロを歩く」14日間の旅です。

お天気、気候はいかがでしたか?パラス・デ・レイからメリデへ
上田:残念ながら天候不順が続き、巡礼歩きの最中は曇りと雨が多かったです。
もともとスペイン北西部のガリシア地方は雨の多い地域なので、みずみずしい空気の中で、苔生した樫の森、緑鮮やかな田園風景ガリシア地方本来の姿をより一層体感することができたし、雨の中も重いバックパックを背負ってあるく巡礼者の労苦を少しは実感できたような気がします。

ブレアからポルト・マリンへ

今回の旅で一番印象に残った訪問地はどちらでしたか?
上田:巡礼路歩きの初日は、出会った巡礼者の数も多く、美しい田園風景の中をすがすがしい気分で歩くことができました。
なだらかな丘陵地帯にのんびりと牛が草を食む牧草地を過ぎ、特産のじゃがいも、とうもろこし畑の中を歩き、のどかな農道を歩いて小川を飛び越え、鬱蒼とした樫の森、いくつもの小さな集落を抜け、歩みを増すごとに刻々と変化してゆく景色が印象的でした。
特にガリシア地方の農家はふぞろいの石を積み上げて造った、何十年何百年も経っているであろう鄙びた家屋に今でも人が住み続け、現役で使われていることに驚きました。

(続きます)

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