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2010年9月10日 (金)

新しい世界遺産、アルビ(フランス)

アルビ、ロートレック美術館裏から

先日、今年の新しい世界遺産が発表されました。
その中で、今年新たに世界遺産に選ばれたアルビをご紹介したいと思います。

アルビは、南仏ラングドック地方に位置し、町中には平地を流れて来た、ゆったりとしたタルン川が流れています。
周辺には石材を切り出す山が無いために、この町の古い建物は全てレンガで建てられているのが特徴です。

旧市街を歩いてみると歪んだバルコニー、鄙びた赤いレンガ造りの家々が建ち並び、タルン川に架かる欧州最古の橋のひとつとされる、ヴィユー橋を歩いて渡ってみれば、中世の雰囲気を思う存分味わうことができます。

アルビ、聖チェチリア大聖堂

また、先日ご紹介したアルビジョワ十字軍の名前はこの「アルビ」に由来しています。
実はカトリック教会から異端とされたカタリ派がこのアルビを拠点のひとつにしていたからです。
カタリ派を殲滅し、このアルビを制圧した十字軍とカトリック教会は教会の権威を誇示する為にとてつもなく大きな聖チェチリア大聖堂を建設しました。
写真で見るこの大聖堂は一見すると、まるで強固な城塞そのもの。
高い教会の天井には顔料として特産のパステルがふんだんに使われていますので、お見逃しなく。

(上田)
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