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2010年10月26日 (火)

北スペインの旅から帰国しまし(10月関根・前編)

靄も似合うボイ谷のロマネスク教会

先日北スペインのツアーから帰国した関根さんに、インタビューしたいと思います。
関根さん、出かけていたツアーを教えてください。
関根:10/8~の「北スペイン紀行」10日間の旅です。

お天気、気候はいかがでしたか?
関根:前半のピレネー山脈麓の観光では少し雨に降られましたが、その分黄葉が美しく見えました。
後半はずっと晴れ続き。
日中の陽射しは秋とは思えないほど強く感じましたが、時折吹く風が冷たかったので、観光中はマフラーやウインドブレーカーなどを持ち歩いていました。

鉄の十字架付近で

今回の旅で一番印象に残った訪問地はどちらでしたか?
関根:鉄の十字架周辺の巡礼歩きです。
このコースでの「巡礼歩き」はここだけです。それまでも巡礼路沿いのいくつかの町を訪れてはいたものの、移動中はずっと高速道路を走っていたので、あまり巡礼路っぽさを感じる事はありませんでした。
フォンセバドンという小さな村を出発し、鉄の十字架を目指して土の道を歩いてゆく途中に石で出来た帆立貝の巡礼路マークを見つけました。
フランスや他のヨーロッパなど、遠くから歩いて来る人にとっては本当にこれが無くてはならない道しるべなのだなぁとしんみりと考えてしまいました。
高速道路で車窓から見える巡礼路マークは近代的なお洒落なデザインの看板なので、この石のマークを見つけた時に初めて巡礼路を実感できた感じがします。

(続きます)

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