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2010年11月15日 (月)

ディジョンとふくろう(その1)

黄葉のコート・ドール

今年もヴォジョレー・ヌーヴォ解禁日(11月第3木曜日)が近づいてきました。
フランスのワイン産地といえばボルトー、そしてブルゴーニュが有名ですが、ヴォジョレーはブルゴーニュ地方の南の方にあり、美食の町リヨンから車で30分くらいのところにあります。
ブルゴーニュ地方には他にもワインの名産地コートドールがあり、有名なロマネ・コンティの畑もあったりします。

さて、このブルゴーニュ地方の中心が、かつてブルゴーニュ公国の首都がおかれたディジョンです。
ディジョンは、ブルゴーニュ地方の「食通の町」と知られ、フランス国内の人からも憧れの町といわれているそうです。

ディジョンの街角

食通の町と呼ばれるだけあり、ディジョンの名物はいくつもあります。

一つは、戦後、町の特産品を売り込むため、当時の市長さんキール氏が考案したカクテル、キール・ロワイヤル。
(詳しい紹介は、地中海欧羅巴くらぶで紹介していますのでご参照ください。)

また、ワイン用のブドウの葉につくカタツムリ・エスカルゴの料理も有名です。(エスカルゴにまつわる思い出はこちら

他にもマスタード(マイユ社の本店もディジョンにあり)やブフ・ブルギニィヨンやウフ・アン・ムーレットなど赤ワイン煮込み料理も有名で、時間(胃袋?)がいくらあっても足りないくらい、美味しい物だらけなのです。

お洒落なカフェやビストロもたくさんあるので、ゆっくり時間をかけて楽しみたい町です。
食事のお供には美味しいブルゴーニュワインもお忘れなく。

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