旅のお供に:「聖地サンティアゴ巡礼の旅」
先日、コンポステラまでラスト100kmの旅にご参加予定のお客様から、参考図書のお問い合わせをいただきました。
巡礼路を通しで歩く場合には、地図さえあれば後は現地で情報収集でいいのですが(大量のガイドブックは担いで歩くには重い)
ツアーの場合は大きな荷物はバスが運ぶので本が持てる。
しかし何を選べば…となるわけです。
さて、巡礼路関係の本は、インターネットや図書検索で「サンティアゴ巡礼」と引けば、たくさん該当するものがでてきます。
そういった本というのは、
(1)巡礼路の歴史や文化を紹介したもの
(2)個人の体験記
(3)地図(輸入本)
というカテゴリーに別けられると思います。
実際に巡礼路を歩いた方のブログや(2)タイプの本も、読み物としては面白くてよいのですが、ツアーでこれから現地へいらっしゃる方に私がお勧めするのは、ぴあから出ている「聖地サンティアゴ巡礼の旅」という本です。
前半はサンティアゴ・デ・コンポステラの縁起や道々目にするものの案内などで、
後半には実際道歩きで参考にできる地図と、一般的な巡礼者が1日に歩く行程の案内が載っています。
これを片手に道をあるくのはちょっと重いですけど、巡礼路のガイド本としてスーツケースに入れていくには、情報がまとまっていてよいと思います。
機会があたらパラパラっと中をご覧になってみて下さい。
まだまだ一般的なガイドブックには情報が少ない北スペイン方面ですが、昨年の聖ヤコブ年のお陰で関連書籍は雑誌も含めていろいろ出てきました。
ぜひご自分の得たい情報や、読み口の好みに合わせて、旅の楽しみとして予習本を探してみて下さい。
(山岸)
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