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2011年4月 5日 (火)

思い出の味:マミア/カイエ・ド・ブルビ/クァハーダ(バスク)

羊の凝乳、バスクのマミア

ロマネスクの、またサンティアゴ巡礼路の旅は、スペインやフランスが中心となりますが、両国の西の方、大西洋ビスケー湾に面した国境地帯に生活する、バスクの料理から、今日はひとつご紹介したいと思います。

バスクにおいてはマミア(Mamia)、フランスではブルビ/カイエ・ド・ブルビ(CAILLE DE BREBIS)と、スペインではクァハーダ(Cuajada)と呼ばれるデザートです。

カイエ、またはクァハーダは日本語に訳すと「凝乳」というちょっと聞きなれないものです。
凝乳は、牛乳や羊乳に凝乳酵素(乳のみ仔の胃から採れるそうです)を加えて固めたものです。ブルビは羊ですので、カイエ・ド・ブルビといえば羊の凝乳という意味ですね。

さてこの凝乳、食べた感じは固めのヨーグルトかパンナコッタか杏仁豆腐、で、味はあんまりしません。すっぱくないプレーン・ヨーグルト、甘くないパンナコッタ、アーモンドの香りがしない杏仁豆腐を想像していただくとだいぶ近いでしょう。
ただ、羊乳を使用したものは羊独特の匂いがほのかにします。

これ、もちろん、そのまま食べてもいいのですが、はちみつやクルミ、粗目砂糖など好みでかけてちょっと甘くしていただくと食べやすいです。
スペインもフランスも、デザートというと結構甘いお菓子が多いので、自分で甘さを調整できるマミアはほっとします。

マミアの多くは素焼きの壷に入っています。買ってそのまま日本に持ち帰るのはちょっと心配ですが、市場で買って食べて、壷だけお土産にしてもいいかもしれません。
ちなみに、マミアはビアリッツやバイヨンヌあたりで見かけました。
スペインでは、バスクではないのですがブルゴスのデリカッセンで素焼きの壷入りクァハーダを見かけたことがあります。
スーパーで探す場合は壷はちょっと難しいですけれど、スペインではダノンのクァハーダや、家庭用の粉末凝乳酵素なんかも売っていて、けっこう生活に浸透しているようです。

が、やはり、羊肉・羊や山羊の乳製品はどうしても日本の方には好き嫌いが出てしまうので…ツアー中のメニューより、自由食や市場散策の際にご案内することが多いです。

ともあれ、せっかく外国に来たからには日本では食べられない珍しいものを食べたい!という方にはお勧めです。
バスクに行く機会がありましたら、是非マミアやクァハーダに挑戦してみて下さい。
(山岸)

>フランス地方別の旅はこちら、北スペインの旅はこちら

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