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2011年4月14日 (木)

カミーノ×カミーノ(スペイン・日本)

サンティアゴ・デ・コンポステラまでラスト100キロを歩く

スペインのガイドはその町でずっと活躍している方が多く、同じような都市に何度も行くと、自然顔なじみの人ができてきます。
北スペインのレオンにもそんな人がいます。彼女の名前はカミーノさん、カミーノは道という意味。「私は道子です!」という自己紹介も板についているベテランガイドさんです。

さてさて、スペイン人女性の名前といえばイザベラさんやマリアさん、カルメンさんなどが多いですが、北スペインでは他にピラールさん(直訳すると柱子さん?ですが、サラゴサのピラールの聖母から来ている名前です)なんて名前の方も見かけます。
熊野古道:熊野那智大社~那智大滝
先のカミーノさんは道、という意味の名前ですが、北スペインで道といえばカミーノ・デ・サンティアゴ=サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路があり、子供の名前に選ばれるほど深く人々の生活に結びついているのだなと実感します。

このカミーノの代表選手、カミーノ・デ・サンティアゴですが、世に姉妹都市や姉妹杉なんてのがあるように、姉妹関係を結んだ道があります。

その道は、サンティアゴ巡礼路と同じ時期に発展し、同じようにその道の端に海があり(1つは東洋に通じ1つは西洋に通じている!)、古くから今に至るまで信仰によって均された道です。
そう、それは皆様ご存知のカミーノ・デ・クマーノ=和歌山県の熊野古道です。

熊野古道:猪鼻王子~祓所王子

正式な姉妹道提携は1998年10月でした。
サンティアゴ巡礼路を歩きたいという方の中には、四国遍路を経験されている方く、サンティアゴ巡礼路の姉妹道は四国遍路の方では?と仰る方も少なからずいらっしゃいます。
しかし、先に上がったような姉妹道協定を結んだ際の共通点の他にも、色々な寺社仏閣とも組み合わせたいくつかのルート、貴族から庶民までを虜にした巡礼ブームなど
やっぱり、熊野古道のほうが、サンティアゴ路の姉妹にはしっくり来る気がします。

サンティアゴ・デ・コンポステラまでラスト100キロの道で。巡礼者たち。サンティアゴ巡礼路を歩いている人は、特にメインのフランス人の道では地元のスペイン人やフランス人がたくさんいました。
まだまだ日本人は少なく、休憩中のBARやコンポステラのレストランなどでは珍しそうに話しかけてくれる人たちも。
そんな時、カミーノ・デ・サンティアゴの姉妹道、熊野古道の話をすると関心されるやら驚かれるやら。
「クマノってカミーノのパクリじゃないの?!」なんて面白そうに笑っていた人も。

サンティアゴへの道を歩きながら彼らが、遠い遠い日本の熊野古道をどんな想像するんだろうと考えるとおもしろいですね。
両方歩きくらべて、彼らに話してあげるのも素敵な体験ではないでしょうか??

>スペインの旅はこちら
>ユーラシアで行く熊野古道の旅も計画中!
 春はカミーノ・デ・サンティアゴを歩き、秋はカミーノ・デ・クマーノを歩くなんていかがでしょう?詳細発表はもう少々お待ち下さい。

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