フランスのぶらぶら町歩き(ポワティエ)
先日、フランスのポワティエという町に行ってきました。
フランスの地図で見ると、ちょうど真ん中からやや左側の大西洋の方向に寄ったあたり、
西部に位置している、人口10万人ほどの小さな町です。
ここはポワティエ大学とロマネスク時代の教会がある町として知られています。
町の中心の市場(大聖堂)広場から歩き始めると、広場のベンチやカフェのテラス席には若者の姿が多く、若々しい明るさが感じられます。道行く人々の足並みも軽く、本を抱えた人々が行き交い、学生の町であることを実感します。
旧市街を歩いていると、思わずシャッターを切りたくなるような、ひなびた木骨組みの家が数多く残っています。旧市街にある古い木骨組の家々は、たいていの場合は密集し、お互いに寄り添っているようにも見えたり、ある場所ではギュウギュウにひしめき合っているようにも見えます。
このポワティエの大聖堂は11世紀から12世紀にかけて建立された、ロマネスク様式の大聖堂。「松ぼっくり」の愛称で呼ばれている、ユニークな外観が印象的です。
松ぼっくり屋根が左右に配置され、正面のファサードにはびっしりと聖人達の彫刻が配置されています。そしてその彫刻をじっくり観察してみると、うっすらと色が残っている場所がありました。
かつて教会を飾っていた聖人達の彫刻は鮮やかな色で彩色されていたのです。
今、ヨーロッパでみることのできる教会も当初は華やかな雰囲気だったのでしょう。かつての教会の正面が色とりどりに飾られていた様子を空想していたら、アッという間に集合時間になっていました。
もし、教会の彫刻をつぶさに観察する時間があったら是非、中世の名残りを探してみて下さい。
(上田)
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