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2011年11月 1日 (火)

【共通テーマデー】私が心奪われた動物~地中海沿岸の猫たち~

トルコ、エフェソスの猫 ロマネスク美術好きは動物好き?
真偽の程はさておき、ロマネスクのツアーに限らず、ヨーロッパの旅でも動物特に犬猫好きの方がお一人はいらっしゃり、柱頭や扉口の彫刻の合い間にせっせとのら猫・のら犬の写真をパシャリ。
地中海沿岸は取り分け気候が温かく、ホームレス猫・犬でも冬を安心して過ごせるということがなにより、
そして観光客が多く、写真のモデル料に美味しいご飯がもらえ(?)、彼らがレストランのオープンテラスで“客待ち”していても追い出さないおおらかな人々の気質が、のんびりと猫や犬が暮らせる要因なのでしょう。

南仏エズの猫 犬が多いか猫が多いかは気候だけでなく国の歴史や文化に依るところが大きく、
例えば牛や羊をたくさん飼っている地域では犬が多く、
みんな兄弟親子に見えるシェパード犬たちが番犬をしています。

犬を嫌うイスラム圏の都心部では犬は見かけません。
田舎の野犬も少ないですし(ここはかわいいのら犬は少ない)、代わりにエジプトのファラオの時代から愛されてきた猫たちはそこらじゅうにいます。ギリシャ、ナクソス島の猫
地中海の町は、港が多く、船荷をネズミから守ってくれる猫は人との関係がずっと良好でした。
もっと北のほうの国の…中世に“魔女狩り”が活発だったところは、猫が一時的にぐっと減ってしまったようですが…

さてさて、前置きはこのくらいにして置きまして…
どの猫も愛らしい表情&仕草なのですが、かわいい子がモデルをしてくれた写真を何枚か紹介しましょう…
写真1:トルコのエフェソス遺跡の貫禄猫
写真2:南仏エズの街角で
写真3:ギリシャ、エーゲ海に浮かぶナクソス島の迷宮のような旧市街で猫に見下ろされ…
写真4:(沿岸部じゃないですが)南西フランス、コンクのモデル猫(ポジショニング・ポージング・目線…どれも気が利く猫!)

南西フランスコンクの猫 ちなみに、動物(哺乳類・有袋類)なら全般的になんでも好きな私、
ネコ科の大型獣も好きですし、ツアーで出会ったマウンテンゴリラ(老若男女どのゴリラもかわいい!!)や象、地リスやリャマにもメロメロでした。
動物園で見た事はあっても野生ではお目にかかったことがないハイラックス(イワダヌキ)やマーモットも憧れ。
いつか山の中でばーったり出会いたいなぁと
とくに生息域に当たる国ではいつも思っております。

(山岸)

>ヨーロッパへの旅はこちら

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〔ぶらり秘境探検隊編〕~タスマニアのウォンバット~
〔ろまねすく通信編〕~地中海沿岸の猫たち~
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