寒い日にはカスレ(フランス)
急に空気が冷たくなり、寒い日が続いています。
OA機器と人いきれの所為か、年中「暑い暑い」と社員がこぼしている弊社オフィスも、ようやく冬らしい装いの者が増えてきました。
こんな寒い日にはお鍋やシチューなどからだがあったまる料理が食べたくなりますね。
フランスの旅で、寒い日に食べて心から温まってほっとした料理には、田舎風ポトフやトリュファッドなど色々ありますが、やはり冬の定番といえば、南西フランスの名物カスレをおいてありません。
急に空気が冷たくなり、寒い日が続いています。
OA機器と人いきれの所為か、年中「暑い暑い」と社員がこぼしている弊社オフィスも、ようやく冬らしい装いの者が増えてきました。
こんな寒い日にはお鍋やシチューなどからだがあったまる料理が食べたくなりますね。
フランスの旅で、寒い日に食べて心から温まってほっとした料理には、田舎風ポトフやトリュファッドなど色々ありますが、やはり冬の定番といえば、南西フランスの名物カスレをおいてありません。
昨年の9月にろまブログで堀田善衛「路上の人」という本をご紹介しました。
(これも是非読んでください)
13世紀フランスのラングドック地方を舞台にした異端カタリ派の人々を描いた作品で、一般の民衆側からの視点で教会を見ることのできる作品です。
今度は角度を変えて、教会を建てる建築家(棟梁)や石工、大工などの視点から教会や中世を見ることのできる小説です。
舞台は12世紀のイングランド。
キングズブリッジという架空の町に建築される大聖堂を中心としてストーリーが展開され、教会勢力や王侯貴族、一般庶民や建築家達の生活など中世のイングランド、ヨーロッパ世界の雰囲気を味わうことができます。
陰謀説が流れるホワイトシップの遭難やカンタベリ大司教の暗殺といった、大きな歴史のうねり、あらゆる困難を乗り越えながら、紆余曲折を経て大聖堂の建設が進んでゆくのです。
また、建築家の視点から見たロマネスク建築からゴシック建築へ移り変わる時代背景、技術的な描写もありますのでろまファン必読です。
実はこの「大聖堂」、2010年にドラマ化され、日本でも2011年に放映されています。
なんと、新年2012年1月22日(日)からNHK BSプレミアムで深夜~6夜連続一挙再放送(全8回)が決まっています。
詳細はこちら↓
NHK BSプレミアム 「大聖堂」 再放送予定
ご興味ある方は小説と共にご覧下さい。(上田)
皆様こんにちは!
弊社月刊誌「EURASIA」やホームページでも告知していますが、
来春もロマネスクの旅イベントを開催します!
2012年2月25日(土)10:00~13:00(開場9:45)
年に一度の機会ですのでどうぞお誘いあわせの上お越しください!
(お申込みはユーラシア旅行社サイトにて承っています)
さて今回の講師は、先日著書も紹介しました東海大学の金沢百枝先生です。
イタリア・ロマネスクを中心お話いただく予定ですので、どうぞお楽しみに!
皆様お待たせいたしました。
既にご案内しています2~4月出発のツアーに加え、
2012年ゴールデンウィーク以降にスペイン・ポルトガルへ行く旅を発表しました!
ひまわりいっぱいの表紙が目印です。
北スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラに行くツアーも、
今年はこの「スペイン・ポルトガル」パンフレットに掲載していますので、
どうぞよろしくご検討下さい!
美食で人気のバスク地方を訪れるコースが増えています♪
たくさんあって迷うなぁという方は、どうぞご遠慮なく、スペイン・ポルトガル担当までお問い合わせ下さい。
ラインナップはユーラシア旅行社のホームページからもご確認いただけます。
※一部ツアーは年明け2月の発表をお待ち下さい。
よろしくお願いします。
先日訪れた南米のエクアドルでユニークな教会を見つけました。
教会堂の建築や絵画、芸術といえば、どうしてもヨーロッパが話題の中心地となりますが、実はカトリックの新興国が多い南米にも素晴らしい教会はたくさんあります。南米諸国はカトリック、キリスト教の歴史が浅い為に比較的新しい時代、18~19世紀頃の教会がほとんどです。古い教会のしきたりや決まりごとに縛られない、斬新な発想で造られた教会が多いのです。そこで、これからはヨーロッパや南米に限らず、私が世界各地で見かけたユニークな教会や素晴らしい教会を、さらにキリスト教の枠を越えて、教会の建築や芸術、キリスト教精神に共通していると感じた他の宗教に関してもご紹介していきたいと思います。
そのユニークな教会というのはエクアドルの首都キトにありました。キトは標高2850メートルに位置し、坂道が多い町。その教会は見晴らしの良い高台にあり、通称バジリカと呼ばれています。キトの旧市街歩いているとバジリカの立派な2つの尖塔を時折目にします。一見するとそのユニークさは分かりませんが、目を凝らして写真をじっくり見て下さい。側面にエクアドルの野生動物が彫り込まれているのです。(黒く見えるステンドグラスの先端と先端の中間部分あたり)アマゾンのジャングル地帯に生息するサルやアリクイ、ガラパゴスの島々で見られるゾウガメやイグアナ、喉元の赤い袋を大きく膨らませるグンカンドリなどが、なんと雨どいになっているのです。ちょうどガラパゴスの島々に渡る前でしたので、意外な発見にお客様皆様は大喜び。高い場所にある動物達の雨どいを一心不乱に探し始めました。まだ見ぬ野生動物への期待が一気に高まりました。その当日は雲一つない快晴。最高の観光日和でしたが、たとえ雨が降ってもこのバジリカの見学は大丈夫。気落ちすることはありません 雨水を口から勢いよく吐き出す、元気なゾウガメやイグアナ、グンカンドリ達を見ることができるからです。(上田)
クリスマス、と聞き頭に流れるのは「クリスマスの12日」や「諸人こぞりて」のメロディーや、
カチカチのジンジャーブレッドマン、ドライフルーツたっぷりのケーキ、赤と緑と白のキャンディケーンの甘い香り。
綿をちらしたクリスマスツリーを飾っていたのはいくつの頃までだったでしょうか…
最近、クリスマス時期に気になるのは、
キリスト降誕のシーンを再現したジオラマ人形プレゼピオです。
イタリアのアッシジ、聖フランチェスコが始めたともいわれています。
(イタリアのプレゼピオについてはこちらの記事もご参照下さい。)
南仏のサントン人形も素敵ですね。
写真はマルタのゴゾ島、ヴィットリアの大聖堂にて。ふわっとしてる植物はカイワレのような若芽だそうです。
こんなお人形が、この時期のヨーロッパのあちこちの街角を飾ります。
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