【共通テーマデー】婚活中の方はこの方へ!結婚に効く聖人(ポルトガル)
2月になると日本中ではためくバレンタインの看板やのぼり
そのわきにちょこっとついてる「St.」の文字。
St.はSaintの略、
そう、聖バレンタイン(バレンティヌス)の日にちなんでいるのですね
聖人は、生前の職業や、奇跡、殉教方法などから連想した
職業者や病気を持った人を守り・癒す守護聖人になっている人が多いです。
(“守護聖人”については以前、聖クリストファロをご紹介した時にお話してますのでそちらをご参照ください)
守護聖人は人だけではなく、国や街の守護者があり、ポルトガルやブラジルの守護聖人は聖アントニウスという人です。
“アントニウス”はよくある名前ですので、
彼は、生地や活躍した土地の名をとって「リスボンのアントニウス」とか「(イタリアの)パドヴァのアントニウス」などと呼ばれています。
聖アントニオはポルトガルでとっても人気の聖人で、6月にリスボンで開かれるお祭は大いに賑わい、国中の教会で聖アントニオを奉る祭壇を見かけます。
上の写真はポルトのサン・フランシスコ教会のものですが、壮麗な教会の一角に、聖アントニオの祭壇もありますのでお見逃しなく。
この聖人は男女の縁や結婚生活を見守るといわれ
独身の人は彼に良縁を願い、新婚のカップルは聖人の日に結婚式を挙げたりします。そんな大聖人に見守られているポルトガルの独身女性が、
さらに結婚に関して熱心に祈る聖人が
ポルトガル北部のニーニョ地方の小さな村に奉られています。
四捨五入すると30歳の私も、おすがりしてみたいその人は、アマランテ村の聖ゴンザーロ様。
アマランテ村のゴンザーロ教会にある、聖人を象った石棺の、股間のあたりを撫でると良縁に恵まれるとか。
ご利益を授かったあかつきには、
ニーニョ地方名物の発泡ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」で乾杯♪なんて、いいんじゃないでしょうか。
(山岸)
>ポルトガルの旅はこちら
【共通デーマデー「お気に入りのジンクスのあるスポット」】
(添乗員見聞録編)~チュニジア シディブ・サイド~
(倶楽部ユーラシア編)~聖なる湧き水 トルコ・聖母マリアの家~
(ぶらり秘境探検隊編)~ペルー~
(船の旅便り)~南極~
(パゴタの国からミンガラバー編)~ミャンマー~
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