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2012年4月25日 (水)

園の中の気になる木(イタリア)

イタリア、トラーニの大聖堂のイヴアダムとイブ、については以前何度かご紹介しましたが、
彼らが楽園を追われる原因となってしまった「善悪を知る実のなる木」について今日はご紹介します。

一般的に、りんごやイチジクの木をモチーフとすることが多いのですが
ロマネスク教会をみていると、判別が難しく、ほんとにりんご?というものも。
何の木だかはわかりませんが、どれものびのびと自由に描かれている気がします。

1枚目は、イタリアのトラーニの大聖堂。
イヴさん、イチジクを皮ごと食している模様。
アダムへ差し出す手は指先にちょんとつまんでパス。

イタリア、チロル城のアダムとイヴ続いての一枚は、北イタリアのチロル城礼拝堂の入り口のレリーフ。
1.5頭身のアダムとイブ(アダムのひげがすごい!)
天に向かってたわわに実った実を食べるところ。
反対の手はもう自分を隠しています。

体を隠している葉っぱも木についている葉もイチジクのようですが、節のある不思議な木です。

イタリア、シチリアのモンレアーレ大聖堂3点目はシチリアの州都パレルモ近郊にある、モンレアーレの大聖堂。
腹筋ムキムキのアダムとイブ。
剪定されたような禁断の木の実を今食べようとするところ。

先日ここを案内してくれたガイドさんいわく、この木はなんとシチリアの名産オレンジの木だとのこと。
木の実の部分を拡大すると、半月系の黄色っぽいものを受け渡ししています。
木になっているものも同じような形ですが、ガイドさんは
「オレンジの一房」と解釈していました。
イタリア、シチリアのモンレアーレ大聖堂
シチリアの旅で、オレンジはまん丸のままか、輪切りにして出てきましたから、日本のコタツみかんのように剥いて一房ずつ食べていたかは定かではありません。
けれども、そうだったらなんだか親近感がむくむくわいてきます。

トラーニの夫婦と違って、この二人はちゃんと手渡ししていて、描いた人の人柄が想像されて微笑ましくもなります。
(だってトラーニのイブはなんだか果実に夢中で上の空。。)

(山岸)

イタリアツアーはこちら
>善悪を知る木については金沢先生の紹介もありますので、こちらもご参照ください。

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