【共通テーマデー】疲れたとき、心癒される場所
教会に慣れ親しんでいるロマ部員としては、やはりここは癒される場所として「教会」を挙げたいと思います。
教会の堂内に入り、礼拝用の椅子に腰掛ける。自然と目は正面の祭壇に向かい、しばらくすると視線は上がってゆき、天井を見上げる。
そんな時に私がホッとした気分や安らぎを感じるのは大抵の場合、小さな教会堂やシンプルな装飾の教会が多いような気がします。
金ピカの装飾に加えて、豪華、派手な教会もいいけれど、天井や壁一面に飾られた聖人の像や絵画をあれこれ眺めているうちに、やはり美術作品を見学しているような気分になってしまうので、やはりリラックスした気分にはなれないのです。
やはり、癒しの空間としてはシンプルな教会が一番。そして街中の喧騒を離れ、静寂に包まれた空間なら文句ありません。
シンプルな教会の代表格は何といってもシトー派の教会や修道院。
シトー派とは祈りに集中する為に装飾をなくし、シンプルな建築スタイルを極めた、キリスト教の一派。
しかもシトー派の教会や修道院は殆どが人里離れた場所にあるのでいたって静か。
今までは南仏にあるシトー派の修道院、教会堂が癒しの空間としては一押しでしたが、この前フランスのノルマンディー地方を訪れた際に港町オンフルールで一味違う教会に入りました。
15世紀に建てられた、フランスで最古の木造教会と言われています。当時はイギリスとフランス間の100年戦争で宮大工が不足しており、地元の船大工が建てた為に船底型の天井が特徴です。礼拝堂の空間には、木造ならではの素朴さが漂い、教会堂に足を踏み入れた時には石造りの教会には無い、じんわりと伝わってくる温かみを感じました。
大抵の教会はその重厚な扉で外部の喧騒とは遮断され、堂内の空間にはピーンと張り詰めた静寂が漂っています。町歩きに疲れたら、教会にふらりと立ち寄って、一休みするのもお勧めです。(上田)
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