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2012年9月

2012年9月26日 (水)

思い出の味:ポルトガルのイワシ

ポルトガル、ナザレのイワシ焼き

秋刀魚が美味しい季節になってきました。
ヨーロッパを旅していると、美味しい青魚ってあんまりなくて
白身や深海魚、川魚が多くなりますから
イワシのマリネやフライって、とてもほっとします。
(ウロコがついたまんまで焼くのはご愛嬌)

写真はポルトガルの漁師町、ナザレの浜辺で見かけた
イワシの浜焼き

七輪みたいので炭火焼している芳ばしい香につられてふらふら町を歩いたこともありますが
こんな豪快な焼き方も、誘われてしまいそう。

(山岸)
ポルトガルの旅はこちら

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2012年9月25日 (火)

天使・キューピット(3)アクロバティック天使(フランス)

フランス、コンクのサントフォア教会

さあ、今回はアクロバティックな天使たちをご紹介します。
限られた枠の中に図案をはめ込むときに余りがちな上のほうの隅。
そこにはめ込むのにうってつけなのが飛べる天使さんたち
どんなポーズも取れますし。

まずは、フランスのコンクのサントフォア教会タンパン。
所狭しといろんな彫刻が彫られていますが、雲間から天使。
さかさまポーズは天使ならでは

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2012年9月21日 (金)

天使・キューピット(2)お告げにきました(フランス)

フランス、オータンのマギの礼拝 教会でよく見かける天使といえば、前にご紹介した受胎告知の天使ガブリエルや、ミカエルが有名ですね。
そのほかにも表に裏に大活躍。
空も飛べるので図案として絵師・彫刻師の腕が鳴ったことでしょう。

最初の写真は、マギへのお告げ

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2012年9月13日 (木)

世界あっちこっち教会めぐり~アルメニアのエチミアジン教会~

アルメニア、エチミアジン大聖堂 先日、コーカサスの添乗に行ってきました。
アゼルバイジャン→イスラム国
グルジア→正教
アルメニア→アルメニア教会、と宗教もばらばらの三国でしたが
なかでも、アルメニアの教会は彫刻がたっぷりでなかなか可愛らしいものに出会いました。

最初の写真は、アルメニア教会の総本山、エチミアジンの鐘楼で
ウエルカム・ポーズのエチミアジンさん。
(ピースではなく祝福です)

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2012年9月 4日 (火)

天使・キューピット(1)~ローマのモザイク(チュニジア・イタリア)

イタリア、シチリア島のカザーレ荘

先週末、第88回自然・人間・文明フォーラムが開催されました。
地中海世界の古代ローマ都市の芸術をテーマに、
チュニジアなどに残るローマのモザイクなどを紹介しました。
ローマのモザイクといえば、チュニスのバルドーやシチリア島のカザーレ荘のものがすぐ思い浮かびます。
カザーレ荘は色々なモザイクがありますが、最近行ってきた添乗員の写真に「漁をするキュピト」たちがよく写っていたので載せてみます。

よく見ると、左の子、ふんどしでスタイルです

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2012年9月 1日 (土)

【共通テーマデー】世界のマーケットで見つけた秋の気配(フランス)

今月のテーマは「秋のマーケット」。
「秋の市場」と聞いて、真っ先に頭に思い浮かんできたのはキノコでした。

秋の欧州で最も印象深かった地域は、秋に何度も訪れたフランスの南西部。
フランス南西部の地域は一般的なフランス周遊のコースには含まれていないことが多く、鄙びた小さな街々が中世の雰囲気そのままにひっそりと点在しています。
10月の秋に差し掛かると山々の木々や葡萄畑が黄葉し、田園風景や街並みは一変します。夏に大きな葉をひるがえして憩いの日陰をつくっていた大通りのプラタナスの葉は全て落葉し、寒風吹きぬける秋からは一転してポカポカの日当りを提供するようになりました。

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