黄道十二宮~おとめ座(フランス)
続いては、西フランス、オーネーのサンピエール教会
かなり痛みが激しい乙女があわれです。
左端にいるのが乙女で、横には麦の穂。
右側のつぼがぶら下がったとうもろこしのお化けみたいなのは蜂の巣。秋のこの時期、ちょうどこのあたりでは蜂蜜とりをしていたようです。
おとめ座の乙女は、ギリシャ神話における豊穣の女神デメテルまたはその娘ペスレポねの姿といわれ、麦の穂を持った若い女性の姿をしています。
ペルセポネやデメテルの姿…といってすぐに思い出すのは、ギリシャ北部にあるヴェルギナ遺跡。
ここの王墓のフレスコ画に、ペルセポネが叔父であり冥界の王であるハデスに拉致される姿が書かれているのです。
しかし残念ながら内部は撮影禁止ですので、お墓の外観をアップしておきます。。。
本物は、ぜひ現地で!
(山岸)
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※2013年、ギリシャ北部を訪れる旅は12月以降の発表予定です
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